佐野校のブログ
2026/10/10
分からない問題が出てきたとき、「すぐに質問した方がいいのか、それとも自分でもう少し考えた方がいいのか」と迷うことがあります。
実は、質問すること自体が良い、悪いと単純に決められるものではありません。学習心理学では、分からないときに他者の力を借りることを「援助要請」と呼び、学習を自分で調整するための行動の一つとして考えます。
例えば数学で、「答えを教えて」と聞けば、その問題はすぐに終わるかもしれません。一方で、「ここまでは分かったけれど、この式になる理由が分からない」と聞けば、必要な部分だけ助けてもらい、その先は自分で考えることができます。
大切なのは、質問するかしないかではなく、「何を分かっていて、どこから分からないのか」を自分なりに確かめることです。
一人で考え続けることが、いつも良い勉強とは限りません。反対に、すぐ答えをもらうだけでも力はつきにくいでしょう。
困ったときに、自分で先へ進むために必要な助けを求める。質問する力も、学習する力の一つです。
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