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【そういうことだったのか!】親が理解できない「子どもの謎の言動」と、親の正しい対応

2025/11/04

いつもブログをご覧いただきありがとうございます!

最近では、岩槻中・柏陽中・城北中・川通中の中学生や、西原小・柏崎小・岩槻小・太田小・城北小の小学生の皆さんからのお問い合わせが急増中です!

お子さんの勉強をサポートしているとき、「なんでウチの子はこうなの!?」とイライラしてしまった経験はありませんか? その「理解不能な言動」には必ず理由があり、親の適切な対応がお子さんのやる気を引き出す鍵になります。

今回は、多くの保護者の方が悩む「親が理解できない子どもの言動トップ5」と、その裏にある子どもの心理、そして親の具体的な対応策をご紹介します。

親が理解できない子どもの言動トップ5と、その心理

第5位:努力してないのにテスト結果に残念がる

【子どもの心理】 以前、たまたま良い成績が取れた経験から、「今回ももしかしたら...」という淡い期待を抱いています。しかし、結果がダメだと分かっても、親に「だから勉強しなさい」と説教されるのを恐れ、「ああ、ダメか」と残念がるフリをします。

【親の対応】

・努力の成果を明確にする: 努力しない子は「どうせやっても成果が出ない」と思っています。ですから、まずは努力をどれくらいやったから、どれくらいの成果が出たのか(もしくはどんな結果が出たのか)を明確にしてあげることが大切です。

ターゲットを絞る: 次回は「漢字と語句は満点」「計算の基本問題は正解」など、極所戦に持ち込み、勉強したところができたという「成功体験」を確実に積ませてあげましょう。

第4位:受かりたいのに勉強に集中しない

【子どもの心理】 YouTubeやゲームには集中できるのに、勉強に集中しないのは、まだ勉強に「ハマっていない」からです。鉛筆削りや消しゴムいじりなど、どうでもいいことに気を取られるのは、無意識的な勉強への抵抗でもあります。

【親の対応】

・子どもを変えようとせず、「環境を変える」: 子どもを怒るのではなく、集中を乱すものを遠ざけることが最優先です。

・場所を変える: 塾の自習室、図書館、カフェなど、家ではない場所を利用するのも有効です。親が感情的になるのを抑える効果もあります。

第3位:やりきれないのに「習い事をやめたくない」と言う

【子どもの心理】塾へ行かないといけない状況があっても「習い事をやめた」ことで、友達に聞かれたり、ダメだったと認めることへの恐れ、そして「自分の居場所(帰属の欲求)」を失うことへの不安があります。また、今の勉強が難しすぎて、「頑張ってもできるようになるイメージ」が持てないため、習い事を優先してしまいがちです。イメージできないことには挑戦できません。

【親の対応】

・道筋を示す: 習い事をいきなりやめるのではなく、「講習だけ塾で受けてみようか」と試しやすさを提案します。そこで、勉強に対しての「分かった!できた!」が作ることが出来れば、習い事と同じように興味を持てるようになるかもしれません。

・「ここならできる」という確信が、勉強を「自分のこと」にする本当のスタートラインになります。

第2位:大丈夫じゃないのに「大丈夫」と言う

【子どもの心理】 「大丈夫」は嘘ではなく、自分を不安から守るための言葉です。親の心配を察して安心させたい、同時に自分に言い聞かせている「強がり」でもあります。「本当は分からない」と言ったら怒られる、「ほら言ったでしょ」と詰められるかもと思うから、言えないのです。

【親の対応】

・詰めずに提案する: 「なわけないでしょ」と否定せず、「そっか、じゃあこれだけ一緒にやっておこっか」と提案します。実際に一緒にやる必要はありません。隣で見守ってあげるや声をかけてあげるなど、きっかけを作ってあげることが大切なのです。

・達成感を与える: 確認して「大丈夫じゃない」ことが分かっても、「ほら、全然大丈夫じゃないじゃない!」と詰めないこと。代わりに「やっておいてよかったね!」という一言で、達成感と自信が生まれます。些細なことでも褒めてあげることも大切です。

第1位:分かってないのに「分かった」と言う

【子どもの心理】 「分かった」は、必ずしも「理解した」という意味ではありません。

1.「会話を終わらせたい」という意思表示:親の説明が長くなり、これ以上分からない自分を見せたくないという焦り

2.「理解」と「できる」は別: 説明を聞いて頭では理解したつもりでも、実際に問題を解く「アウトプット」はできません。

【親の対応】

・テストをしない: 「分かった?」と聞いてすぐに問題を解かせると、子どもは意識して自信を失います。

・「クイズ」にする: 「じゃあ、ここでクイズ!」という切り口で進め、解けなくても責めない姿勢を見せます。

・「分からない」を許容する環境: 「分からなくても大丈夫なんだ」と安心させることで、「分からない」と言えるようになり、初めて本当の勉強が始まります。

よく「うちの子、質問できないんです」という話を聞きますが、そういう時は、「分からないということがダメなこと」と思っているお子さんが多いです。「分からないことがダメなのではなく、分からないことをそのままにすることがダメなこと」と伝えてあげるようにしています。

まとめ

お子さんの「謎の言動」は、「できない自分を隠しながらも、本当はできるようになりたい」という小さなサインです。

親がそのサインの裏にある弱さ願いを受け止め、責めずに見守ることで、子どもは安心して「分からない」と口にできるようになります。伸びる子は、「分からない時に立ち止まれる子」です。

ナビ個別指導学院 岩槻校では、お子さんの「分からない」を責めることなく、「分かった!」と「できた!」に繋げるための個別指導を行っています。

  • 「何が分かっていないか」の原因分析

  • 「できるイメージ」を持たせるためのスモールステップでの指導

  • 「分からなかった」を「やっておいてよかったね!」に変える適切な声かけ

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