川尻校のブログ

定期テストで確実に点数を上げる!「できる問題」を増やす最優先勉強法

2025/11/11

熊本市南区のみなさん、こんにちは。

ナビ個別指導学院 川尻校です。

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ナビは、小学生・中学生・高校生を対象とした

個別指導の学習塾です。


川尻校は、旧3号線沿いアルモニーホール南高江さんが目印です。

すでに定期テストまで2週間を切っている中学校が多いのではないでしょうか。
今回は、「試験範囲が狭い」という特徴があります。
範囲が狭いということは、一つ一つの単元について、
基礎だけでなく応用問題や融合問題が出題されやすく、
あるいは前回のテスト範囲からの出題が混ざってくることで、
逆に難易度が上がっていると感じるかもしれません。

そんな中で重要なのは、「やみくもに勉強する」のではなく、
効率的に点数に結びつける勉強」です。
今日は、特に「ワーク学習」に焦点を当てて、
確実に得点力を上げる方法を具体的にお伝えします。



Step1: 問題は3つのパターンに分けられる

学校のワークや問題集に取り組むと、すべての問題は以下の3つに分類できます。

· ① 難なく解ける問題
  · 具体例: 公式に当てはめるだけの計算問題、教科書にそのまま載っている用語の空欄補充など。
  · 対策: 確認程度でOK! テスト直前に見直す用として、印をつけておきましょう。ここに時間をかけすぎるのは非効率です。

· ② 間違えたけど、解説を読めば「あっ、そうか!」と理解できる問題
  · 具体例: 計算の途中で符号ミスをした、英作文で時勢を間違えた、歴史の出来事の順番を混同した、など。
  · 【最重要】この②こそが、あなたの点数をグーンと引き上げる「宝物」のような問題です! 多くの生徒が「解きっぱなし」にしてしまい、「あの時、やっとけばよかった...」と後悔するパターンです。

· ③ 解答・解説を見ても、なぜそうなるのかさっぱりわからない問題
  · 具体例: 関数と図形が融合した複雑な問題、古文の現代語訳が全く推測できない問題など。
  · 対策: 一旦、勇気を持って後回しにしましょう! まずは②を確実にすることが先決です。


Step2: 勝敗を分けるのは「②の問題」への対策!

「テストが終わって答案が返ってきたら、解ける問題だったのに...」という経験はありませんか?それはまさに、②の問題を「理解したつもり」で終わらせ、「自力で解き切る練習」が足りなかった証拠です。

この状態に陥る生徒によく見られるのは、

· 「提出期限に間に合わせるので精一杯」
· 「ワークを終わらせることがゴールになっている」

という勉強スタイルです。ワークを「終わらせる」のではなく、ワークを「自分のものにする」という意識に切り替えましょう。


Step3: 具体的な行動計画 ~「②」に集中する時間をどう確保するか~

それでは、②の問題にしっかりと取り組むための具体的なステップをご紹介します。

1. まずは「目標点数」を決めよう!
「何点取りたいか」で、やるべきことが明確に変わります。
· 目標が80点の場合: ①と②を絶対に落とさないことが最優先です。③には時間を割かず、②の徹底的な復習に集中しましょう。
· 目標が90点以上の場合: ①と②を完璧にした上で、③にも挑戦する必要があります。先生に質問するなどして、理解を深める時間を作りましょう。

目標を決めることで、「今、自分はどの問題に集中すべきか」という優先順位がはっきりします。

2. 「逆算」の計画を立てよう!

「課題を終わらせる→残り時間で復習」では、いつも時間が足りません。そこで、「②の復習をする時間を先に確保する」という発想で計画を立ててみましょう。

· 例:テスト10日前までにワーク1周目を終わらせる
  · この時、①〜③の印をつけながら進めます。
· テスト4〜5日前までにワーク2周目を終わらせる
  · 2周目は、①は飛ばし、②の問題だけを解き直します。1週間前に解けなかった②が、本当に自力で解けるか確認するのです。
· テスト前日〜当日


  · ②で間違えた問題の最終確認と、①の問題の見直しをします。
この計画を立てるだけで、だらだらとワークを進めることがなくなり、自分がやるべきことに集中できます。


3. 「今」習ったことを、その日のうちにワークで解こう!
テスト範囲で最も出題確率が高いのは「今、学校で習っている単元」です。今日習った単元のワークページを、その日のうちにコツコツと進めておくだけで、テスト前の負担は劇的に減り、②の問題に取り組むための貴重な時間を生み出すことができます。


4. 時間制限を設けよう!「3分ルール」のススメ
特に③の問題に時間をかけすぎてしまう人は要注意です。そこで実践して欲しいのが 「3分ルール」 です。
「1問に考え込む時間は最大3分。それで手が止まったら、潔く答えを見て解説を読む。」

このルールには2つの大きな利点があります。

1. ダラダラ勉強を防ぎ、時間の効率が格段に上がります。
2. 「テスト本番で時間が足りない...」という危機を防ぐ練習になります。 本番は1問に使える時間が限られています。普段から時間を意識して問題を解く習慣が、テスト中の時間配分の感覚を磨いてくれるのです。


まとめ:効率よく点数を上げるための3か条

1. 【最重要】「②間違えたけど理解できる問題」を、自力で解き切るまで繰り返せ!
   これが最もコスパの良い勉強法です。
2. 目標点から逆算して計画を立て、②に集中する時間を確保しろ!
   「ワークを終わらせる」がゴールではない!
3. 1問に悩む時間は最大3分!時間制限を設けて効率と時間配分の感覚を磨け!

範囲が狭い今回のテストは、一つ一つの単元を深く理解しているかが問われます。上記の方法で、ぜひ「できる問題」を増やし、自信を持ってテストに臨んでください!
それでは、期末テストに向けて、一緒に頑張りましょう!



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