水沢校のブログ

途中式を書く意味は?

2026/06/04

数学で途中式を書くべき?実は成績アップにつながる大切な習慣

「途中式を書くのが面倒...」
「頭の中でできるから書かなくてもいい」

数学を勉強していると、このように考える生徒は少なくありません。

もちろん、途中式を書くかどうかは本人の自由です。簡単な計算なら暗算で解ける問題もあります。

しかし、成績を上げたいのであれば、途中式を書く習慣を身につけることをおすすめします。

今回は、途中式を書くことで得られるメリットと、成績アップにつながる正しい書き方について解説します。


① ミスの発見がしやすくなる

例えば次の問題を考えてみましょう。

3(x-2)+5=20

暗算だけで解こうとすると、どこかで計算ミスをしても気づきにくくなります。

一方、途中式を書くと、

3x-6+5=20

3x-1=20

3x=21

x=7

という流れが残ります。

もし答えが間違っていたとしても、どの段階でミスしたのかをすぐ確認できます。

ポイント


勉強で大切なのは「間違えないこと」ではなく、「間違いから学ぶこと」です。

② テストで部分点がもらえる

学校の定期テストや高校入試では、答えだけでなく解き方も評価されることがあります。

  • 立式は正しい
  • 計算の途中までは正しい
  • 最後だけ計算ミスした

このような場合、部分点が与えられる可能性があります。

逆に答えしか書いていないと、途中まで正しく考えていても評価されないことがあります。

同じ実力でも、途中式を書いている生徒の方が得点を積み上げやすいのです。

③ 難しい問題に強くなる

数学の成績が伸び悩む生徒の多くは、

「簡単な問題は解けるのに、応用問題になると手が止まる」

という状態です。

連立方程式や関数、図形問題では、一度にすべてを頭の中で処理するのは簡単ではありません。

途中式を書くことで、

  • 今何を求めているのか
  • 次に何をするのか
  • どこまで計算したのか

が整理されます。

その結果、複雑な問題でも落ち着いて解けるようになります。


④ 自分の弱点がわかる

テストで間違えた問題を見直すとき、

  • 計算ミスなのか
  • 公式を忘れたのか
  • 問題文の読み違いなのか

を判断する必要があります。

しかし、途中式がなければ原因がわかりません。

(2x+3)2

4x2+9

としてしまった場合、

展開公式の理解不足という原因が見えてきます。

成績が伸びる生徒は、自分のミスの原因を分析できる生徒です。


途中式は「たくさん書けばいい」わけではない

ここで注意したいのは、

途中式は多ければ多いほど良いわけではありません。

例えば、

12+8=20

のような簡単な計算まで細かく書く必要はありません。

大切なのは、

  • ミスしやすい部分
  • 考える必要がある部分
  • 後から見直したい部分

を残すことです。


成績が上がる途中式の書き方

① イコールを縦にそろえる

計算の流れが見やすくなり、符号ミスも減ります。

② 一行で何個も変形しない

悪い例

2x+5=13 → 2x=8 → x=4

良い例

2x+5=13

2x=8

x=4

特に練習段階では、一つずつ変形した方がミスを発見しやすくなります。

③ 見直しできる程度には残す

後で自分が見て理解できるかを基準にしましょう。

未来の自分が読めない途中式は、書いていないのと同じです。


まとめ

途中式を書くことは

  • ミスを発見しやすい
  • 部分点が狙える
  • 応用問題に強くなる
  • 弱点分析ができる

という大きなメリットがあります。

数学が得意な生徒ほど、実は途中式を上手に活用しています。



「面倒だから書かない」ではなく、

「成績を上げるために必要なところは書く」


という意識を持つだけで、数学の学習効率は大きく変わります。

次に問題を解くときは、ぜひ途中式を自分の味方にしてみてください。

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