北上校のブログ
2025/10/18
こんにちは!教室長の内匠です。
寒くて出した厚手のパジャマを着ると暑い...
かと言って薄手のものだと肌寒い...
なんとも言えない気温の日が続いています。
風邪をひいたという生徒もちらほら出ていて、
季節の変わり目を感じております。
本日は私が生徒さんと関わるときに心がけていることを紹介します。
先生同士で授業の練習をすることがあるんです。
片方が先生役で片方が生徒役。
いい大人が「えー、宿題わすれたー」みたいなことを言ってたりして面白いんですよね(笑)
ナビの授業の特徴は「ほめてやる気を引き出す」です。
「すごいじゃーん!」
マニュアル通り、とってもほめてくれます。
素晴らしい授業です。
しかし、どこかモヤモヤした感覚があったんです。
なんというか、なにか決定的なものが欠けているような感覚です。
後々、ほめられてもうれしくなかったということに気が付きました。
明るい声と笑顔、テンションで授業を盛り上げてくれますが、
うれしくないんですよね。
もちろん、これが練習の授業で「生徒役」という特殊な状況も影響しているとは思います。
この時から、
ほめられてうれしいほめと、
そうじゃないほめ、
違いってどこにあるんだろう?
そう考えるようになりました。
それから5年ほどして、ようやく答えがでました。
それが「き・し・け・し・て・お・か」です。
(き)共感:相手の心の扉を少し開きます
(し)承認:味方であることを言葉と態度で示します
(け)傾聴:あなたに興味があると態度で示します
(し)質問:相手に気づきを促す質問をします
(て)提案:パターンを示して相手に選んでもらいます
(お)応援:本人の決断を応援、サポートします
(か)確認:うまくいった・うまくいかなかったを含めて確認し、喜びを分かち合ったり、ともに悔しがったりします
つまりは「信頼」という土台が必要で、
ほめるという行動よりも、誰にほめられるのか、が重要です。
意外と単純というか、でも見落としがちですよね。
生徒にとって、私たち先生がどういう存在なのか、
これからも考える日々です。