北上校のブログ
2025/07/01
北上市にお住いのみなさん、こんにちは!
ナビ個別指導学院北上校です。
今回の記事は前回からの続きです。
「コンセプチュアスキル」ってちょっと難しい言葉ですが、
簡単に言うと、
「物事の本質を見抜いて、考えて、判断できる力」のこと。
たとえば
・「何が本当に大事なのか」を考える力
・「どうしたらうまくいくか?」を考える力
・「この問題の根本は何だろう?」と気づける力
この力って、実は、大人になってからとっても大切です。
会社でも、人間関係でも、人生でも。
でもこの力は、急に大人になってから身につくものではありません。
中学・高校で「なぜ?」「どうして?」と考える経験、
つまり勉強を通して、だんだん育っていくものです。
「なぜ?」「どうして?」を考える経験を積めていないなら、
考え方のクセに原因があるかもしれません。
●考え方のクセ●
みんな幼稚園や保育園の頃って「なぜなぜ期」ってありませんでしたか?
「歯磨きましょうねー」「なんでー?」
「遊んだら片付けしましょうー」「なんでー?」
人は生まれながらに好奇心旺盛なんです。
ただ、なぜなぜ期を過ごす中で、
「いいから早く歯磨きしてー!」
「なんでじゃないよ!遊んだら片付けるの!」
こういったことを言われると、
煙たがられたり、怒られるのを学習していきます。
次第に好奇心を持つのをやめてしまいます。
でも、みんなちっちゃい頃は出来ていたんです。
思い出せばすぐですよ!?
好奇心を呼び覚ます4つのコツ
・「なぜなぜ」を意識してやってみる
・あの人でもできたなら私にもできるかも!(ある種他人を少し下げて見てみる)
・ほめて伸ばしてもらう(疑問を1つ持ってみるから言えたらほめてね!)
・小さな成功体験を積む(学校の授業で1日1個疑問をもってみる)
是非やってみてください。
コンセプチュアスキルを獲得すると、
仕事では、問題点は何か見抜く力が身につき、
問題解決に最短でアプローチできる能力が大幅に上がります。
仕事の能力が上がるとお給料も増えますから、
①自由②能力の二つが同時に手に入るわけです。
③の人間関係はかけがえのないものですが、
結局は他人。自分の意思でどうにもならないときがあります。
自由と能力を捨てて、人間関係に自分の幸せの全てを掛けるというのは、
生き方としてはスカっとしていて好きですが、
人生の序盤に立てる戦略としては、あまり賢い選択とはいえないと思います。
ここらへんのバランスはその人の価値観によってそれぞれだと思いますが、
勉強って普通はやりたくないものですから、
何もしないと③が多めになってしまいます。
もしくは、①・②が大切なのはわかっているけれど、
気づいたら私の人生③しか残っていない、、、という状況になりがちです。
幸せな人生を築くうえで、
このバランスがとっても大切になります。
自分自身が何を最も重視しているか、
改めて考えてみてください。