学力格差

ネットを見ていたらふとこんな記事が目に入ってきました。

「アメリカの成人の２０％以上が字を読めない・書けない」

え？と思ってその記事をよく読んでみると、アメリカという国は移民が多いので仕方ない面があるものの、それを差し引いてもいわゆる識字率は低いのだそうです。（ちなみに日本はほぼ100％）

原因はいろいろあるようですが、その中の一つとして義務教育の期間が州によって違う、学習内容も統一されていないことが挙げられています。また、極端に治安が悪い地域というのがアメリカには多数存在するので、そういった地域に住んでいる子供は十分な教育を受けられないまま成人することになるため、そういう状況が生まれているとのことです。（裕福な家庭はそのような地域には住まない）

この記事をみて思ったことは、「日本という国は恵まれているな」ということです。

地域によって多少の違いはあっても、一応どこに住んでいても教育について極端な差というのは生まれにくいからです。つまりどのような生徒であっても自分のやる気さえあれば勉強できる環境があるということです。

しかしながら、自分が恵まれているという自覚がないのか、自らその状況を放棄してしまっている人がいます。学力の差というのは元々の能力で決まるのではなく、目標に向かってどれだけ努力できるかで決まると私は思っています。

今現時点で勉強ができない、したくないと思っている人はやろうと思えばやれる環境にある人がほとんどだと思います。その恵まれた環境は当たり前ではないということ、今やるべきことは何なのかをよく考えてこの夏を過ごしてほしいものです。

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