京成津田沼校のブログ
2025/10/31
習志野市のみなさんこんにちは。
おせっかいな先生たちと
「自分でできた!」に導く塾
ナビ個別指導学院京成津田沼校です。
朝晩の空気に少しずつ冬の気配が感じられる季節になりました。
この時期、小学6年生の皆さんは
「卒業」という言葉を少しずつ意識し始める頃ではないでしょうか。
そして春には、いよいよ中学生。
新しい制服、新しい友達、新しい環境...
期待と不安が入り混じる季節ですね。
今日は、そんな小6の皆さんと保護者の方に向けて、
「小学校と中学校の違い」そして
「中学生になるまでに身につけておきたい力」についてお話しします。
■ 小学校と中学校の「生活面」の違い
まずは生活の面から見てみましょう。
中学校に入ると、
毎日の生活が少しずつ「自分で管理する」方向に変わります。
小学校では、先生が時間割を黒板に書いてくれたり、
忘れ物をしたら声をかけてくれたりと、
「サポートしてもらえる環境」でした。
しかし中学校では、そうはいきません。
提出物の期限も、テストの日程も、
自分で把握して行動する必要があります。
たとえば
「ワークの提出日を過ぎていた」
「体育の持ち物を忘れた」などは、
そのまま「減点」や「成績に影響」することもあります。
また、部活動が始まるのも大きな変化です。
放課後の時間が少なくなり、
勉強との両立が課題になります。
「部活が忙しいから勉強ができない」
と言う中1生は多いですが、
小学生のうちから
「時間を区切って行動する習慣」をつけておくと、
自然に両立できるようになります。
たとえば、
・宿題をする時間を決めて守る
・翌日の持ち物を自分で確認する
・ゲームや動画の時間を決める
こうしたことが、
実は中学生になってからの
「勉強時間の確保」に直結するのです。
■ 学習面の大きな違い
次に「勉強」の面での変化です。
中学校では、学習内容が一気に難しくなります。
小学校では「理解していればOK」だった内容も、
中学校では
「理解+正確に書く」「ミスなく解く」が求められます。
特に算数→数学の変化は大きいです。
小学校では『分数』『割合』『図形の面積』など
「具体的な数」を扱いましたが、
中学校では
『文字を使った式(x, y)』や『方程式』『関数』など、
「抽象的な考え方」に進みます。
最初の単元でつまずくと、
数学が苦手になる生徒がとても多いです。
逆に言えば、
「中1の最初で基礎がしっかりしていると、
数学はずっと得意科目になる」ということです。
■ 英語は「中学校から始まる」ではなく「中学校で本格化」
最近の中学生が苦戦している教科の1つが「英語」です。
なぜなら、
英語教育はすでに
〈小学5年生から「書く」学習が始まっている〉からです。
小学校で学ぶ英単語は、実は約700語。
「Hello」「apple」「school」などの簡単な単語だけでなく、
「yesterday(きのう)」「because(〜だから)」
といった中学レベルの単語も含まれています。
つまり、
「小学校で習った内容を『書けるようにしておくこと』が、
中学英語のスタートで大きな差になる」
のです。
たとえば中1の最初のテストでは、
"I am from Japan." "I like soccer."
といった文を書く問題が多く出ます。
アルファベットを丁寧に書けるか、
スペルを正確に覚えているか。
これができている生徒は、
すぐに英作文も得意になります。
■ 小学生のうちに身につけておきたい3つの力
では、中学生になる前に、
どんな力を身につけておくと良いのでしょうか。
塾で多くの生徒を見てきた経験から、
特に大切な「3つの力」を紹介します。
① 自分で学習を「計画・管理」する力
中学校では、定期テストがあります。
「計画を立ててテスト勉強をする」という
ルールがある学校も多いですが、
実際にその通りに動ける生徒は半分以下です。
つまり、
「やるべきことを計画して実行する力」が
必要になります。
成功している中1生の例を紹介します。
◆Aさん(現中1)
小6の冬に
「1日の勉強スケジュールを自分で立てる練習」を
始めました。
塾では
「宿題をいつ・どのくらいやるか」を
自分で決める練習をしました。
その結果、
中学に入ってもテスト前に計画的に勉強でき、
1学期の期末テストでは学年上位10位以内に入りました。
Aさんが特別だったわけではありません。
「言われたからやる」ではなく、
「自分で決めて動く」練習を
早めにしていたことが成功の理由です。
② わからないことを「そのままにしない」力
中学生になると、
勉強のスピードがぐんと速くなります。
1つの単元を1週間で終わらせることも珍しくありません。
だからこそ、
「わからない」をすぐに解決する姿勢がとても大切です。
ナビ個別指導学院では、
講師が1人に対して生徒が2人というスタイルです。
授業中も先生が順番に見て回るので、
「ちょっとここがわからない」と
思った瞬間に質問できるのが
大きなメリットです。
実際、
◆Bさん(現中2)
小6のときから塾に通い始め、
「質問するのが恥ずかしい」という性格を
少しずつ克服。
中1では、
数学の授業で毎回質問するようになり、
定期テストで平均点を20点上回るようになりました。
「わからないままにしない」という姿勢は、
科目を問わず、学校の勉強だけでなく
成功への第一歩です。
③ 毎日コツコツ「続ける」力
中学に入ると、
「まとめてやる」より
「少しずつ積み重ねる」方が効果的です。
英単語も、漢字も、計算も、
「1日10分」を続けた生徒が最終的に大きく伸びます。
◆Cさん(現中3)
小6のときから
毎日「10分英単語」を続けていました。
1年間で覚えた単語はなんと600語。
中1の最初の単語テストはほぼ満点で、
英語が得意科目に。
続ける力は、
勉強だけでなく部活や将来にも生きます。
習慣の力を軽く見てはいけません。
■ 個別指導だからできる「中学準備」
当塾では、講師1人に対して生徒2人の個別指導を行っています。
生徒一人ひとりのペースに合わせて、
「小学校の復習+中学の先取り」をバランスよく進めています。
小6のこの時期におすすめなのは、
・算数の復習(特に分数・割合・比例)
・英語の復習(アルファベット・単語・簡単な文の書き)
・学習習慣をつくる練習(スケジュール管理・家庭学習時間の確保)
これらを冬〜春にかけてしっかり行うことで、
中学校生活のスタートを「自信をもって迎える」ことができます。
■ 最後に:今の努力が「4月の笑顔」につながる
「まだ小学生だから...」と思っているうちに、
あっという間に卒業式がやってきます。
4月になって新しい制服に袖を通すその日、
「中学校の勉強、もう大丈夫!」と
笑顔で言えるように、
今のうちに少しずつ準備を始めましょう。
ナビ個別指導学院では、
その一歩をしっかりサポートします。
自信を持って新しいスタートを切れるよう、
一緒に「中学準備」を始めていきましょう。
中学生になってからも自分で学ぶ力を伸ばしたい方は、
ぜひお気軽にご相談ください。
![]()