京成津田沼校のブログ
2025/09/26
習志野市のみなさんこんにちは
おせっかいな先生たちと「自分でできた!」に導く塾
ナビ個別指導学院京成津田沼校です。
2期制の学校に通う生徒さんは、ちょうど前期が終了し、
通知表を受け取る時期となりました。
結果を見て「思ったより良かった!」という生徒さんもいれば、
「もう少し頑張ればよかった...」と感じている生徒さんもいると思います。
通知表は単なる数字や評価ではなく、
「今の自分の学習や生活習慣の姿」を映す鏡です。
そして、ここから後期に向けてどう行動するかで、
学力の伸びは大きく変わってきます。
今回は
【小学生・中学生・高校生それぞれに向けて、後期に意識すべき学習のポイント】
をまとめました。
お子さまの状況に合わせて、ぜひ参考にしてください。
1.小学生の後期に向けた学習のポイント
小学生の通知表は「学力の伸び」だけでなく、
「学習態度」や「意欲」も大きく評価に反映されます。
そのため、ただ点数を見るだけではなく、
「授業態度・家庭学習・提出物」 について
振り返ることが大切です。
(1)学習習慣を整える
後期に向けてまずやるべきことは、
「毎日の学習習慣を安定させること」です。
特に低学年のうちから「宿題+自主学習15分」を続けられるかどうかが、
中学進学後の学力の土台を作ります。
「宿題を終えたらゲームやYoutube」ではなく、
「宿題を終えた後に、自分で決めたドリルや復習をする」
という習慣を意識しましょう。
(2)国語力の底上げ
全ての教科の基礎になるのが国語力です。
通知表で「国語」の評価が低い場合は要注意。
読解力や表現力の不足は、中学以降で全教科に影響します。
おすすめは、
「音読・要約・読書感想を口頭で伝える」 ことです。
「読んだ内容を自分の言葉で言い換える」力をつけると、
理解力・表現力がぐんと伸びます。
(3)算数のつまずきを放置しない
算数は積み上げ型の教科です。
前期で習った「小数・分数・割合」などに
少しでも不安があるなら、
早めに復習を。
後期の「図形」「比例・反比例」などは前期内容の理解が前提です。
「わからない」を小さなうちに解決することで、
後期の学習がスムーズに進みます。
2.中学生の後期に向けた学習のポイント
2期制の中学校では、
前期の成績がそのまま入試に関わる場合も多く、
通知表の重要性はとても高いです。
特に中学2年生・3年生にとっては、
進路に直結する数字になります。
(1)前期の成績を分析する
通知表をもらったら、
まず「各教科の成績の根拠」を確認しましょう。
・ 定期テストの点数
・小テスト・提出物
・ 授業態度
・宿題の提出状況
これらの積み重ねが成績に直結します。
点数は取れているのに成績が低い場合は
「提出物・授業態度」を改善する必要があります。
逆に、真面目に取り組んでいるのに点数が伸びない場合は
「勉強のやり方そのもの」を見直す必要があります。
(2)学年後半の定期テスト対策
後期は「学年末テスト」という集大成があります。
範囲も広くなり、学年全体の理解度が試されます。
そのためには、
「前期の復習を早めに仕上げておくこと」が必須です。
前期内容を放置して後期に入ると、
わからない単元が積み重なってしまいます。
例えば数学なら、
前期でつまずいた「方程式」「関数」が未定着のまま、
後期の「図形」「確率」に進むと大きな負担になります。
通知表で成績が振るわなかった科目ほど、
早めのリカバリーを。
(3)受験学年ごとの意識ポイント
☆中1:学習習慣を固める時期。
後期で生活リズムが乱れないように注意。
☆中2:学力差が出やすい学年。
通知表を見て得意・不得意を明確化し、
苦手を小さくすることが最優先。
☆中3:通知表が入試に直結。
内申点を意識しながら、提出物や授業態度も丁寧に。
後期は入試問題演習も並行して進めましょう。
3.高校生の後期に向けた学習のポイント
高校生になると、
通知表は大学進学のための評定平均に直結します。
特に推薦入試や総合型選抜を考えている生徒にとっては、
1点の違いが進路を左右します。
(1)評定対策の重要性
高1・高2のうちは「まだ受験は先」と油断しがちですが、
実は評定平均は 1年生から見られます!
推薦や総合型選抜を視野に入れるなら、
今からの取り組みが未来を大きく左右します。
評定を上げるためには、以下の3つを意識しましょう。
①定期テストで安定した点数を取る
評価の大部分は定期テストの結果です。
平均点+10点を常に狙うつもりで取り組みましょう。
②提出物を期限内に丁寧に出す
ワーク・レポート・ノート提出などは
「きれいさ」や「内容の充実度」も評価対象です。
最後に慌てて提出するのではなく、
計画的に進めることが大切です。
③授業態度・小テストを軽視しない
高校では授業中の発言や取り組み姿勢、
小テストの結果も評定に反映されます。
授業中の姿勢を意識するだけで、
評価が1段階変わることもあります。
(2)定期テストと模試の両立
高校生にとって難しいのは
「学校の成績対策」と「受験対策」の両立です。
通知表の評価は定期テストで決まる部分が大きいため、
後期も必ず
「定期テスト対策は手を抜かないこと」 が大切です。
一方で、模試の偏差値が上がらない場合は、
基礎からのやり直しや時間の使い方の見直しが必要です。
(3)学年別の後期アドバイス
☆高1
高校生活に慣れてきた分、学習が疎かになりがちです。
後期は「得意科目を伸ばす」よりも
「苦手科目を評定で落とさない」ことを最優先に。
特に英語・数学は早めに基礎を固めておきましょう。
☆高2
「受験の天王山」とも言われる学年。
後期からは模試の結果と通知表の両方を見ながら戦略を立てましょう。
推薦を考えている場合は 「評定平均4.0以上を目標に」、
提出物や定期テスト対策に抜かりなく。
一般受験を視野に入れている場合でも、
評定が低いと推薦の選択肢を失いますので油断は禁物です。
☆高3
ラストスパート期。
志望校に直結する科目・分野を徹底的に仕上げることが第一。
推薦狙いの生徒は提出物・評定維持も徹底。
4.後期に向けて共通して大切なこと
最後に、小学生〜高校生までに共通して言えるポイントをまとめます。
<1> 通知表はゴールではなくスタート
点数や評価を見て終わりにするのではなく、
「次にどうつなげるか」が大事です。
<2>習慣を整える
毎日の学習習慣が成績を作ります。
特に後期は行事も多く、生活リズムが乱れがち。
学習の「最低ライン」を決めましょう。
<3>弱点を小さくする
苦手を放置すると、学年が上がるほど大きな負担になります。
今の時期に克服しておくことが、
後半の成績アップにつながります。
<4>相談できる環境を持つ
一人で悩んでいても解決は難しいことがあります。
塾や学校の先生、保護者に相談しながら学習を進めることが成功の近道です。
【まとめ】
通知表はお子さまの現状を知るための大切な資料です。
そして、後期の学習をどう進めるかの指針にもなります。
小学生は「学習習慣」と「基礎力」
中学生は「内申点を意識した勉強」
高校生は「評定対策と受験準備の両立」
それぞれの学年で取り組むべきことは違いますが、
共通して言えるのは 「振り返りを活かして、次の行動につなげること」 です。
ナビ個別指導学院では、一人ひとりの通知表や学習状況をもとに、
後期の学習計画を一緒に立てていきます。
小さなつまずきも見逃さず、一歩一歩確実に前進していきましょう。
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