函南校のブログ
2026/01/16
田方郡・伊豆の国市・三島市のみなさん、こんにちは。
いつも大変お世話になっております。ナビ個別指導学院函南校です。
この時期、受験生の多くが過去問に取り組んでいることと思います。
ただ、「とにかく解く」だけになってしまっているケースも少なくありません。
過去問は、点数を取るための練習であると同時に、
出題者のクセや傾向をつかむための最高の教材です。
今回は、静岡県入試の英語・長文問題を例に、
過去問を解く際に意識してほしいポイントをいくつかご紹介します。
長文に入る前に、必ず注釈を確認しましょう。
ここには、文章の背景やテーマを理解するためのヒントが詰まっています。
先に注釈を読んでおくだけで、
「どんな話か」「どんな場面か」がぼんやりでもイメージでき、
本文を読む際の負担が大きく減ります。
設問を先に読むと、
「何を探しながら読めばいいか」が明確になり、答えを見つけやすくなります。
一方で、
複数の設問を意識しながら読むことになるため、
マルチタスクが苦手な生徒にとっては強いストレスになることもあります。
大切なのは、「どちらが正解か」ではなく、
自分にとって読みやすい方法を知ることです。
過去問は、その読み方を試す場としても活用しましょう。
むやみに書き込みを増やす必要はありません。
注目すべきなのは、次のようなポイントです。
・「いつの話か」がわかる時間表現
・人名・地名・数字などの固有情報
・not などの否定表現
・but / however などの逆接
・and で何が並列されているか
目的はただ一つ、
後で設問に戻ったとき、答えを素早く見つけるためです。
文節ごとに「/」を入れるスラッシュリーディングをしている生徒もいますが、
紙面が散らかるだけで、あまり効果が出ていないケースも多く見られます。
そもそもスラッシュの位置を間違えていたり、引くことが目的になっていたりしがちです。
「見ればわかること」を書き込む意味は、実はそれほど大きくありません。
静岡県の入試では、
長文を要約して「3語を抜き出す」問題が出題されます。
この問題だけは、先に設問を確認しておくのがおすすめです。
後から探すと、意外と時間を取られてしまいます。
注意してほしいのは、
答えが「話題の中心部分」ではなく、
あえて少し離れた部分にあることが多いという点です。
たとえば、
① テーマの提示
② 具体例①
③ 感想
④ 具体例②
⑤ まとめ
という構成の長文だった場合、
後半の設問で「具体例②」に関する要約が問われても、
答えは「具体例①」に含まれている、というケースがよくあります。
「関係ありそうな場所」だけに絞らず、
全体構造を意識して探すことが大切です。
長文2題目に出やすい和訳問題の答えは、
文章の後半、特に難解な一文であることが多い傾向があります。
ただし、この問題は
英文解釈力が高くないと正確な訳が取れず、
時間のわりに配点が高くない場合もあります。
状況によっては、
あえて飛ばして他の問題に時間を使う
という判断も、立派な戦略です。
過去問は、解きっぱなしでは力になりません。
「どこが狙われやすいのか」「どう読めば楽になるのか」
こうした視点で振り返ることで、初めて武器になります。
やり方に迷ったときは、
一人で抱え込まず、ぜひ教室で相談してください。
過去問を"点数につながる勉強"に変えていきましょう。
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