ケアレスミスと思えばよくならない

テストや宿題の丸付けをしているときに
「あ～！ケアレスミスでした。」という子がいます。
気持ちはわかります。
悔しいからこそ出ている言葉だと思っています。

でも中には、「ケアレスミスなんで大丈夫です。」
という子がいます。

正直、「大丈夫って何が大丈夫なの？」と思いながらその言葉を聞きます。

同じように「ケアレスミスがなかったら〇〇点だった。」
「でも実際は▽△点ですよね。」

ケアレスミスという言葉に逃げないようにしましょう。
ケアレスミスとは未熟だからしてしまうものです。
九九の暗唱をしていたころを思い出してみてください。
ミスをしないように必死に練習しましたよね。
だから「ケアレスミスだから・・・」という人は身についていないということ。
もっと言えば時間がたてば忘れてしまう程度のものということです。

要するに実力不足の証拠です。
実力不足の原因は『理解』ができていないのか、『練習』ができていないのか。
それを見極めて足りない部分を補うことがテスト前のテスト勉強であり、
テスト後の復習となります。

「ケアレスミス」という言葉に逃げなければ得られるものは大きいです。

逃げてしまったらそこまでです。

身を分けた子に寄り添いたい気持ちは皆同じです。
でもほんの少しの差で成長の度合いが変わってしまうこと、
知っておかないと怖いですね。

• ツイート