川越校のブログ

「高校授業料無償化」と「公立高校併願制」について

2025/04/25

ナビ個別指導学院川越校のブログをご覧いただきありがとうございます。

教室長の杉山です。

ここ最近で立て続けに高校の改革案が浮上しています。

まずは今国会で成立した「高校授業料無償化」。

埼玉県では現在、公立高校については国からの、私立高校については国および県からの就学支援金を受けることができています。

といっても世帯年収で910万円(※世帯の構成による)以上の場合は補助はありませんでした。

これを公立の場合は世帯年収の制限を撤廃して授業料を実質無償化、私立の場合は国からの就学支援金の所得制限を撤廃、および2026年度からは世帯年収に応じて最大45万7000円の就学支援金を受けられるということになりました。

ただしこれは基本的には授業料に対する支援金ですので、入学金や教材費、制服代、修学旅行積立金などについては対象外となっています。

埼玉県については県独自の支援金がどうなるのかはまだ不明ですが、2026年度受験生(現中2生)からの公立高校入試改革が一見すると複雑ですので、この「高校授業料無償化」は私立高校への追い風になるかと思われました。

ところが今週になって「公立高校併願制」の検討を総理大臣肝いりで指示したとの報道がありました。

まだ詳細は何とも言えませんが複数の志望校を前もって提出し、志望順に合否の判定がなされていくという仕組みのようです。

現時点で公立高校の複数出願を制度化しているのは愛知県と兵庫県がありますが、ネット上のコメントを見る限りは今回の報道は好意的に受け止められている印象です。

志望校はどこでも自由に出願できるわけではなく、ある程度の組み合わせ(A群の中から1校、B群の中から1校とかでしょうか?)での出願になるようですが、おそらく偏差値で高校の序列が決まってくるのではないでしょうか。

ここ数年埼玉県では「魅力ある高校」を作るべく、公立高校ごとに独自色を打ち出すように働きかけをしてきました。

これが結局学力にのみ着目するような施策が降ってくるのはちょっと逆行しているように見えますのでうまいこと着地してほしいものです。

ただいずれにしても公立高校にチャレンジしやすくなるのは間違いがありませんから、いつ頃に施行されるのかという問題はありますが、私立高校への追い風も数年で終わりということになりそうです。

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