諏訪茅野校のブログ
2026/05/21
諏訪市・茅野市の市境にある個別塾
ナビ個別指導学院諏訪茅野校です。
現在ナビでは3者面談をさせて貰っております。
その中のご相談の一つで、子供の音読について質問がありました。
・音読の効果
学校の宿題で出されることがある音読ですが、特に面談時に「音読の宿題は絶対やってください」
とお伝えさせてもらっております。
多くのご家庭で"読解力"についてご相談が多いのですが、その読解力を鍛える手段の一つが音読です。
文章の理解が深まり、脳への刺激による集中力や記憶力の向上も図れます。
また音読を通して、子供がどの分野が苦手なのか。その把握にとても大事な宿題と言えます。
・つっかえたり、間違えて読んだときは注意しない
文を読んでいるときに、ついつい注意してしまいがちですが、あまりよくありません。
それで音読することに対して忌避感を抱いてしまえば、本を読むこと自体嫌いになってしまうかも。
分からない漢字などがあった場合のみに絞って注意をしましょう。
その中で注意する点をお伝えします。
①文を読み飛ばしてしまう
これは文を読むときの目の力の発達が遅れている可能性があります。
ジーっと文やものを見ることが苦手で文を読み飛ばしてしまうこと以外にも
掃除をするときにゴミが残っていたり、ボールなどを追いかけたり、物を探したりすることが苦手だったりします。
勉強面では授業の黒板をジッと見ることができず、漢字などが苦手な人もいるそうです。
対処方法として指さしやペン刺しをして、読み飛ばさないよう練習していきましょう。
目の動きは鍛えていけば自然と身についていきます。小さいうちにできるだけ目の動きを誘導する動きの練習をしてあげましょう。
②漢字は問題ないが、ひらがなを読むときにぎこちない。
これは逐次読みというもので、文をスラスラと読むことができない人を指します。
言葉をひとつのまとまりとして読むことができず、つっかえたり、読み方が少しぎこちなくなります。
例えば「ぎこちない」という言葉を「ぎ・こ・ち・ない」という感じで一つの言葉として認識できていない場合です。
これは言葉や単語の語彙力が足りていない可能性が高いです。
これは語彙力などを鍛えるため、理解している単語の量を増やしたり
単語と物事を関連付けたり、物と言葉の意味をつなげたりすることが必要です。
③言葉は理解しているが、何かわかっていない。
例えば文章の中に「烙印」という言葉があったとき、らくいんとは読めるけど意味が分かっていないといった場合などです。
これは発見することが難しいですが、もし音読をしている子供の宿題を見るときがありましたら
文の中で出てきた、ちょっと難しい単語について質問してみてください。
そうすると結構な頻度で「分からない」と返答が返ってくることが多いです。
これは漢字の練習をしているときも同じで、意味が分かっていないけど漢字帳に書いてあるから写していることもあります。
分からない単語は辞書で調べる。そういった癖がつくと勉強の効率もグンとあがっていきます。
④ワーキングメモリーが不足している
ワーキングメモリーとは一時的に記憶を保存している場所になります。
ワーキングメモリーに関しては以前の記事でも触れているので、そちらでもご確認ください。
文を読む場面においても、このワーキングメモリーは大事で、文と文の繋がりから意味を読み解くことがあります。
例えば、「知り合いは最近、良き縁に恵まれた」という言葉があったときに「良き縁」を「良き緑」といった似た漢字と読み間違えることがあります。
上記の例は極端ですが、文の流れから絶対にありえない言葉なのに、自分の知識からそう読み取ってしまう。
これは一時的な記憶が足りていないため、別の読み方をしても違和感がなく読めてしまいます。
ワーキングメモリーを鍛えるために、普段から暗算などの練習を多めにしておくと良いでしょう。