大河原校のブログ
2024/02/20
大河原・船岡・柴田・角田地区の皆様、こんにちは!
ナビ個別指導学院 大河原校です!
ブログをご覧いただきありがとうございます!
いよいよ公立入試が近づいてきて不安が大きい人もいるのではないでしょうか?
実際、「受験生の時、試験日が近づくにつれて不安や焦りを感じたか?」という質問に対して、「よく感じた」人は65.9%、「まあまあ感じた」人は26.4%と、全体の90%以上の人が不安や焦りを感じていました。
さらに、「メンタルが弱いと感じたことはあったか?」という質問には、「よく感じた」という回答が44.7%、「まあまあ感じた」が29.3%という結果に。
約75%もの人がメンタルの弱さを感じたということで、受験生にとって重要な悩みのひとつであることがわかっています。
ということで、今回はメンタルの整え方をご紹介していきます!
メンタルを強くするうえで非常に重要になるのが、「自分でコントロールできることに意識を集中する」ということです。
自分では決められない不確定要素があると、メンタルは不安定になるのです。
「合格したい」というのは強い意志ですが、合格できるかどうかは周囲のできや問題の難易度などにも左右され、自分だけではコントロールしきれません。
試験直前〜本番には、合格に意識を向けすぎず、自分が今やるべきこと、できることに集中しましょう。
「自分でコントロールできること」としてもっとも実行しやすく、かつ、成果につながるのが、勉強です。
「1時間、集中して数学の問題を解く」などと決めて、目の前の課題に集中しましょう。
「自分でコントロールできる」という感覚が自己効力感(「自分はできる」という感覚)につながり、メンタルが安定します。
普段から「自分でコントロールできること」に意識を向けるクセをつけておくことが本番でも役立ちますから、中学・高校1、2年生の人もぜひ実践してみてください。
「高い目標をもて」と言われることがありますが、メンタル強化の観点からいうと、達成可能な目標を立て、それを確実に達成するほうが有効です。
「できた!」という感覚が得られること、小さな成功体験を積み重ねることが大事なのです。
目標を達成することで、「自分でやろうと思ったことは確実にやり遂げられる」という自己効力感が得られ、これがメンタル安定につながります。
低すぎる目標では達成感が得られませんから、少し頑張ったら超えられるレベルの目標を設定し、少しずつハードルを上げていくのがコツです。
結果的にメンタルが安定し、学力も向上し、まさに一石二鳥です。
座っている状態が長く続くと、脳は不安を感じやすく(感情を司る扁桃体が暴走しやすく)なります。
脳のストレスを軽減するために、勉強中にときどき立ち上がるようにしましょう。
そのまま机の周りをぐるぐると歩くとベターですが、立ち上がるだけでも十分に効果があります。
「勉強をしていない状態」から「勉強をしている状態」に切り替えるには、強い意志が必要です。
この切り替えに普段から積極的に取り組んでおくと、自分で脳をコントロールする力が身につき、本番でのメンタルコントロールに大いに役立ちます(たとえ緊張のあまりフリーズしてしまっても、自分の意思で切り替えることができます)。
そのために有効なのが、学校や塾などから帰宅後すぐに勉強をすること。
帰宅後すぐに宿題をすると決めて、脳のスイッチ切り替えを習慣化してしまいましょう。
メンタルは、成功体験の積み重ねで強くなります。
脳内で成功体験を再現させるために有効なのが、「努力した結果うまくいったこと」を思い出すことです。
おすすめは、これまでに一番よくできたテストを目につくところに貼っておくこと。
偶然結果が良かったテストではなく、頑張って勉強した結果、良い点数が取れたテストを選んで貼っておきましょう。
脳が不安感を生み出す目的は、ミスや失敗をしないよう自分自身に対策を促すことにあります。
実際、心の奥底で「またミスをするかもしれない」と感じていると、テスト全体に対し不安が広がります。
これに対し、ミスの再発防止策を決めて紙に書き出すと、脳は不安感を生み出す必要がなくなるため、ポジティブな感情に切り替わりやすくなります。
入試まで残り約2週間!!
実際の勉強も、メンタル向上も出来ることはまだあります!
あきらめずに最後まで走り抜けましょう!!