紫原校のブログ
2026/10/29
「計算はできるのに、文章題になると手が止まってしまう」。お子さまの宿題を見ながら、そんなもどかしさを感じることはありませんか。
文章題で迷うときは、計算の練習を増やす前に、「何を求める問題なのか」を一緒に確かめてみましょう。今回は、小学生の算数を例に、家庭でも取り入れやすい問題文の読み方をご紹介します。
文章題には、値段、個数、時間など、いろいろな情報が出てきます。数字を見つけてすぐに計算を始めると、求められているものとは違う答えを出してしまうことがあります。
例えば、「1冊120円のノートを3冊買い、500円出しました。おつりはいくらですか」という問題です。120×3=360と計算できても、360円で答えを書き終えてしまうかもしれません。
そんなときは、計算する前に「おつりはいくらですか」に線を引いてみましょう。「答えに書くのは、ノート代かな、おつりかな」と確認すると、考える方向を整理しやすくなります。
ご家庭では、最初から式を教えず、「何を聞かれている?」と短く尋ねてみてください。答えにくそうなら、問題文の最後の一文を一緒に読むところからで大丈夫です。
次に試したいのが、数字の意味を書き添えることです。先ほどの問題なら、「120円=1冊の値段」「3冊=買った数」「500円=出したお金」と、余白に短く書きます。
そのうえで、「おつりを知るには、先に何が分かるとよいかな」と考えます。ノート代が360円と分かれば、500円から引く理由もつながってきます。
文字だけでは考えにくい場合は、ノートを3つ描き、それぞれに「120円」と書いてもよいでしょう。きれいな図を完成させることより、問題の場面を自分で確かめることを大切にしてください。
途中で止まったときは、「よく読んで」と繰り返すより、「この360円は何のお金?」と、今書いている数について聞くのがおすすめです。どこまで理解できているかが見え、次に必要な手助けを考えやすくなります。
ナビ個別指導学院 紫原校では、答えだけでなく、途中の式や考え方も確認しています。問題文の読み取りで迷っているのか、計算でつまずいているのかを確かめ、一人ひとりに合わせて指導を進めます。
一度ですべてをできるようにする必要はありません。「聞かれている部分に線を引けた」「数字の意味を説明できた」という一歩も、次の学習につながる大切な変化です。
文章題への取り組みは、まず「何を答えるか」、次に「数字が何を表すか」を確かめるところから始めてみましょう。ご家庭で教えるのが難しいと感じたときは、無理に抱え込まなくても大丈夫です。
無料体験授業・資料請求・学習相談をご案内しています。「どこが苦手か分からない」という段階でも、お気軽にご相談ください。
ナビ個別指導学院 紫原校
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