星ヶ峯校のブログ
2025/05/16
小学生の宿題で定番の「漢字練習」。
毎日コツコツと書き続けているにもかかわらず、
そんなお悩みを抱えるご家庭も多いのではないでしょうか?
その原因はズバリ、「覚えようと思って書いていない」ことです。
たとえ毎日練習をしても、ただの「作業」になってしまっては、
漢字練習が「作業」になりがちな理由として、
同じ漢字を繰り返し書くのが退屈で苦痛に感じる
宿題だから仕方なくやっている
量をこなすことが目的になっている
これでは、漢字を「覚える」ための学習が「ただの作業」
特に、英単語の暗記でも同様の現象が起きやすいため、
では、どのようにすれば漢字練習が「学び」になるのでしょうか?
ここからは、
同じ漢字をひたすら書き続けるのではなく、「テスト形式」
まずは短時間集中で覚える(5~10分)
漢字を見ながら声に出して読み、しっかりと意味を確認します。
漢字カードや書き取りノートを活用しても良いでしょう。
自分で「テスト」を実施
親御さんが問題を出してあげるのも効果的です。
見本を隠して、頭に浮かんだ字を書き出します。
間違えた漢字のみを集中的に書き取り練習
正しく書けたものを繰り返すのではなく、「間違えたものだけ」
正解するまで、繰り返してテストを行います。
最初は保護者のサポートが必要ですが、
この方法が定着すると、
「書けばいい」という考えで雑に書いたり、
さらに、大人になってから字が汚くなるリスクも。
では、どうすればきれいに書けるのでしょうか?
大きく書くことで構造を理解する
ノート1ページを使って、思い切り大きく書きましょう。
画数が多い漢字ほど、大きく書くことで形を理解できます。
正しい書き順を確認しながら書く
教科書や漢字ドリルの「書き順ガイド」をしっかり見て、
書き順が違うと、形が崩れて覚えにくくなります。
ゆっくり丁寧に書く
字を丁寧に書くことで、指先の感覚と記憶がリンクします。
早く終わらせることよりも、「きれいに書く」
学年が上がると、「同音異義語」の学習が増えてきます。
同じ読み方であっても、
単語だけでなく、文章で覚える
「はかる」だけでなく、「長さを測る」「計画を図る」など、
意味を意識して使い分ける
「図る」「測る」「計る」「量る」のように、
自分で短文を作成して書く
漢字ドリルに載っている短文を写すだけではなく、
例えば、「今日は公園で距離を測った」といった、
漢字は国語だけでなく、
ただ書き続けるだけでは、学びが定着せず、
効果的な漢字練習の3つのポイント
小テスト形式で繰り返し確認する
大きく、正しく、丁寧に書く
漢字を使った短文を作成する
これらの方法を実践すれば、漢字がしっかりと身につき、
「学び」に変わった漢字練習で、
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