勝てる場所ではなく、続けられる場所を探そう
将来のために大切なのは、「どこなら勝てるか」だけではありません。 「どこなら続けられるか」を考えることも、とても大切です。
「自分に向いていることって何だろう?」
中学生や高校生と話していると、よく出てくる質問です。
進路を考え始めたり、周りと比べたりする中で、 「自分の強みは何だろう」 「何を頑張ればいいんだろう」 と悩むのは自然なことです。
そんなとき、多くの人は
- 得意なことを見つけよう
- 勝てる分野を探そう
と言います。
もちろん、それも大切です。
でも、10代のうちは「続けられる場所」を探すことの方が大切かもしれません。
向いていることは、すぐには分からない
「向いていること」と聞くと、 最初から成績が良いことや、 人より上手にできることを想像しがちです。
でも実際は、最初から何でもできる人ばかりではありません。
今活躍している人たちも、 最初は普通だったり、 苦手だったりしたことがたくさんあります。
10代はまだ成長途中。 今の結果だけで「向いている・向いていない」を決めるのは少し早いかもしれません。
負けても戻ってきてしまうものは何?
自分の興味を探したいときは、 こんな視点を持ってみてください。
「うまくいかなくても、またやってしまうものは何だろう?」
- テストで失敗しても勉強法を調べる
- 将棋やゲームで負けてもまた挑戦する
- 絵が思うように描けなくても描き続ける
- プログラミングでエラーが出ても気になってしまう
本当に興味があることは、 不思議と簡単にはやめられません。
悔しくても、また戻ってきてしまう。
その気持ちは、大切な才能のサインかもしれません。
成功する人は、続けるのがうまい
世の中で活躍している人を見ると、 「才能が違うからだ」と思うことがあります。
もちろん才能もあります。
でも、それ以上に共通しているのは「長く続けていること」です。
何年も、何十年も。
うまくいかない時期があっても続けています。
だからこそ、大きな成果につながるのです。
世の中にはたくさんのゲームがある
学校ではテストや順位が目立ちます。
でも社会にはさまざまな活躍の場があります。
- 人を楽しませる力
- 人をまとめる力
- 新しいものを作る力
- 深く調べる力
- 誰かを支える力
どれも社会で必要とされる力です。
今見えている世界だけがすべてではありません。
将来の正解は、あとから見えてくる
「将来の夢が決まっていない」 という人もいるでしょう。
でも焦る必要はありません。
大人になって振り返ると、 最初から道が見えていた人は意外と少ないものです。
「気になることを続けていたら、いつの間にか仕事につながっていた」
そんな人もたくさんいます。
勝てる場所より、続けられる場所
人生は短距離走ではなく、長いマラソンです。
「どこなら勝てるか」だけでなく、 「どこなら自分らしく続けられるか」を考えてみてください。
続けられる場所が見つかれば、結果は後からついてくることも少なくありません。
私たちはこれからも、生徒一人ひとりが自分らしい道を見つけられるよう応援していきます。
