北上校のブログ
2025/11/15
北上市にお住いのみなさん、こんにちは!
ナビ個別指導学院 北上校です。
この時期は推薦で使う小論文の添削をする機会が多いんですが、
もちろん生徒さんによって、得意不得意が分かれたりします。
合格できる小論文を書くには様々なスキルが必要でした。
今日はどんな力が必要なのか、
どのくらいの規模(時間)感覚で対策したらいいのかをお伝えします。
①文章構成・校正
(かかる時間:★★☆☆☆ むずかしさ:★☆☆☆☆)
小論文を書く上で、決まった型に落とし込むことは重要です。
・頭括・尾括・双括型で書けるようにする。
・文末表現をそろえる
この辺は小論文を書く上での基本ですね!
早い生徒さんだとその日のうちに気づいて改善できたりしますが、
だいたい1~2週間とみるのがいいですね。
②読解力を鍛える
(かかる時間:★★★☆☆ むずかしさ:★★☆☆☆)
読解力は【語彙(言葉の意味)】【構成理解】が主な部分でした。
語彙では「イデオロギー」「ポスト〇〇」「資本主義」など、小論文課題の定番語句を
【何となく】ではなく、意味を正確に理解しておきましょう。
構成では、各段落がどんな役割をしているのか、
段落の要旨をまとめる(段落ごとに今北産業する)と、
文章の論理的な展開・骨組みがわかりやすくなります。
これはある程度練習量をこなすことで身に付きます。
小論文対策をする際は必ず辞書を横に置きましょう。
③複数のロールモデルを持つ
(かかる時間:★★★★★ むずかしさ:★★★☆☆)
小論文は文章の論旨を踏まえて、
あなたならどうするか、どうしたらよいと思うか、を記述するものです。
これを記述するためには、自分なりの良い悪い、
どうしたらいいという答えを出す作業を繰り返して鍛えるしかないです。
ステップの1つ目は、自分の中に別人格を住ませてやる。
つまり「ロールモデル」を持つことです。
身近な人でも、哲学者などの偉人でも、YouTubeで有名な言論者でも、
誰だっていいと思います。
「あの人ならこういうだろうな」を考えてみましょう。
ロールモデルがいることで、自分の気持ちもうまく混ざり合ったり、
複数のロールモデルがいることで、深みのある答えを出せたりします。
これはかなり時間のかかることです。
一方で、あなたの全ての経験が学びの対象になります。
世界はとらえ方ひとつ。