岡場校のブログ

本質を忘れてはいけない

2025/09/05

仕事柄、他の塾がどんなことをしているのか気になるため、ネットでいろいろ見たりするのですが、実に様々な視点で運営をされているなぁと感心しています。

昔ながらのゴリゴリの進学塾もあれば、生徒の視点に立った授業を重視しているところ、あるいは「その視点はなかった」ような斬新な運営をされているところなど実に様々です。

新生児の出生率が過去最低を更新し続けている現代でこれだけ塾があるということは、保護者の方々からすると教育に非常に関心があり、選択肢が多くなって良いことであるし、塾側からするとまだまだ需要があるということなのだと思います。

私は学歴至上主義ではないですし、いろんな生き方があって然るべきだと思っていますが、ただ一つ言いたいのは「学生の本分は学業である」ということです。別に難関校に合格する必要はありません。しかし目の前のやるべきことを頑張れない人間が、将来社会に出て果たして頑張れるでしょうか。

これだけ選択肢が多いと、ややもすると安易な方向へ流れてしまうだけの世の中にならないか、という思いが私の中にはあります。いずれ社会に出て生きていくためには、学歴は必須条件ではありませんが、必要条件であることは間違いありません。そしてそれを手に入れるためには自分がやるしかないのです。手取り足取り教えてもらって、分かった気になっても復習しなければ知識など身につくわけがありません。「塾にいけば成績が上がる」のではありません。「自分が本当に理解したい、覚えたい、だから勉強する」から成績が上がるのです。塾はあくまでもそのサポートをしているに過ぎません。

至れり尽くせりの世の中で、物事の本質を忘れないようにしていきたいものです。

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