前橋校のブログ

数学:2学期中間テスト範囲の一次関数の解き方

2025/09/05

中学生の苦手単元で良く上がるのが、今回のテスト範囲の一次関数です。

一度やり方を理解してしまえば、中間テストで高得点も目指せます!

ぜひ、やり方を確認しましょう!

 

【一次関数の基礎を整理しよう】

 

一次関数とは?

  • a:変化の割合(傾き)


  • b
    b:切片(グラフがy軸と交わる点)

この式を見たら、「直線の式」だと思ってOKです。


【一次関数のつまずきポイントと克服法】

変化の割合がよくわからない?

  • 変化の割合 = yの増加量xの増加量\frac{yの増加量}{xの増加量}

  • 「xが1増えると、yはいくつ増えるか?」を見るとOK!

練習問題:

xが2から5に変わるとき、yが4から10になった。

このときの変化の割合は?

解き方:

  • xの増加量=52=3xの増加量 = 5 - 2 = 3

  • yの増加量=104=6yの増加量 = 10 - 4 = 6

  • 変化の割合 = 63=2\frac{6}{3} = 2

→ 答え:2(つまり a=2a = 2


式が作れない?

2点がわかっている場合、次の順番で解くとスムーズ!

ステップ1: 変化の割合(a)を出す
ステップ2: y=ax+by = ax + b に1つの点を代入してbを出す
ステップ3: 式を完成!

例題: 点(2, 3)と(4, 7)を通る一次関数の式は?

解き方:

  • a = 7342=42=2\frac{7 - 3}{4 - 2} = \frac{4}{2} = 2


  • に (2, 3) を代入


  • 3 = 2×2 + b

    3 = 4 + b
    b = -1

→ 答え:


グラフの描き方が苦手?

1次関数のグラフは「直線」!

描き方:

  • xに好きな値を2つ入れて、対応するyを求める(例:x = 0とx = 2)

  • 2点を結ぶだけ!

例:
y = -x + 3

xy
0 3
2 1

→ 点 (0, 3) と (2, 1) を結んで完成!


【一次関数の克服ポイントまとめ】

苦手ポイント対策法
変化の割合がわからない 「yの増加 ÷ xの増加」で練習
式の作り方が混乱する a → b → 完成の順で手順化
グラフが描けない 2点とって線を引くだけと割り切る

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