京成津田沼校のブログ
2025/05/29
習志野市のみなさんこんにちは。
おせっかいな先生たちと「自分でできた!」に導く塾、
ナビ個別指導学院京成津田沼校です。
日々、生徒や保護者の皆さまと面談をしていると、
似たような悩みや相談を受けることが多くあります。
「うちの子、勉強しているのに成績が上がらないんです」
「集中力がなくて、すぐにスマホを触ってしまいます」など...。
今回は、実際に面談でよく受ける相談と、
それに対して私たちがどのようなアドバイスをしているかをご紹介します。
1. 英単語の覚え方がわからない
英単語をどうやって覚えればいいのかわからないという相談は、
小学生・中学生・高校生問わず非常によくいただきます。
英語は語彙力が成績を左右すると言っても過言ではありません。
そこでおすすめしているのが「目・耳・手・口」を使って覚える方法です。
・「目」で見て
・「耳」で発音を聞いて
・「手」で書いて
・「口」に出して覚える
このように五感をフルに使うことで、記憶が定着しやすくなります。
また、単語を「イメージ」と一緒に覚えるのも効果的です。
たとえば、"apple"なら実際のリンゴを思い浮かべながら、
「赤い果物」「丸い形」などを結びつけて覚えることで、
単語が記号ではなく"意味"として頭に残るようになります。
さらに大切なのは「反復」です。
ある日の勉強で10個の単語を覚えたら、
翌日はその10個を復習してから新たに10個を覚えます。
3日目には1日目・2日目の復習をしてからその日の単語に入る、
というサイクルです。
少し手間がかかるように感じるかもしれませんが、これが定着への近道です。
2. ミスが多い
「うちの子、ケアレスミスが多くて...」という相談も頻繁にあります。
しかし、その"ケアレスミス"が本当にただの不注意なのか、
一度よく見直してみる必要があります。
実際には、
間違えて覚えてしまっていた、
解き方を勘違いしていた、
というケースも少なくありません。
そこで私たちが勧めているのが、
「間違いを"消さない"こと」です。
問題を解いた後に丸つけをするとき、
間違えた箇所は消さずに残しておきましょう。
なぜ間違えたのかを横に書き込んでおくと、
「マイナスをつけ忘れた」
「計算過程を書かなかったために順序をミスした」
「公式を間違えて覚えていた」など、
自分がつまずいた"パターン"が見えてきます。
それを集めていけば、
世界に一つだけの『自分専用の参考書』になります。
テスト前にそのノートを見直すだけで、
同じミスを防ぐことができるのです。
3. 集中力が続かない
「集中力がなくて、10分もしないうちにスマホを触ってしまう」という声も、
ほぼ毎日のように聞きます。
現代の子どもたちにとって、
スマホやゲームはとても魅力的な存在。
だからこそ、"目に入らない場所に置く"ことが大前提です。
机の上にスマホがあるだけで、脳は無意識に注意を向けてしまいます。
できれば電源を切って、保護者の方に預けてしまうのが一番効果的です。
また、そもそも集中力は長時間持続するものではありません。
私たちが提案しているのは「20分勉強 → 5分休憩」を繰り返す方法です。
20分勉強→ 5分休憩→20分勉強→5分休憩→20分勉強→5分休憩
→20分勉強→15〜30分の長めの休憩
と短く区切り、小休憩をとりながら進めてみましょう。
さらに、休憩に入るタイミングも工夫すると効果的です。
問題を解いている途中など「ちょっと気になるところ」で休憩に入ると、
「続きを早くやりたい」という気持ちになり、スムーズに再開できます。
※スマホを見たりゲームをしたりするのは休憩ではありません。
脳が休まらないからです。
外の景色を見たり、散歩したり、好きなお菓子を食べたりして休憩しましょう。
最後に
成績が上がらない、集中できない、ミスが減らない...。
どれも「自分に合ったやり方」を知らないだけで、
ちょっとした工夫で驚くほど改善することがあります。
面談ではこうした一人ひとりの悩みに寄り添いながら、
具体的なアドバイスをすることを大切にしています。
お子さまが「できるようになった!」という実感を持てるよう、
塾としても引き続き全力でサポートしてまいります。
ご家庭でも、ぜひ今回ご紹介した方法を取り入れてみてください。
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※この記事の内容に関するご相談や、詳しい学習アドバイスをご希望の方は、
教室までお気軽にお問い合わせください。
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