山の田校のブログ

「自分で解きなさい」は用法を間違えると...

2025/10/16

下関市周辺にお住まいの皆さん
いつも当ブログをご覧くださりありがとうございます!
ナビ個別指導学院 山の田校です

10月に入って2週間が経ちました。
ほとんどの学校が、中間テストや実力テストなどが終わりました。
しかし、もう1ヶ月経つと期末テストや後期中間テストなども待ち構えています。

テストが近づき、自習室では中学生や高校生が勉強を頑張ってくれています。
その勉強を見ていて気になることがありよく生徒にアドバイスすることがあります。
テスト勉強をしよう!と思いワークやドリルに取り組む時にどのように勉強していますか?

生徒にこの質問をしてみると...。
①まずは自力で全部解いてみる
②〇・✕をつける。
③できなかった問題は解説を見る
④解説を見た後にやり直しをする

と、たいていの生徒はこう答えます。
学校の先生からも同じように言われることも多いと思います。
自分ができないところを確認するために「まずは自力で全部解きなさい」です。

しかし、自習室で生徒の様子を見ていると同じページを見つめて
1ページを終わらせるのに30分から1時間かけて取り組んでいる生徒もいます。
この「まずは自力で解きなさい」が勉強の際の落とし穴になることが多いです。

結論から伝えると「まずは自力で解きなさい」は学習直後の復習について言っているものになります。
学校で授業を受けた直後に解けない問題はそのまま放置していくと
分からないところが雪だるま式に増えていってしまいます

そのため自分がしっかりと授業を理解できているかどうかを測るため
まずは自力で解きなさい」と言われているわけです。

しかし、テスト勉強は違います。
長ければ学習してから3ヶ月以上も経っている問題を解くことになります。
例えば「3か月前の夕飯を自力で思い出しなさい」と言われても無理な話です。
勉強も同じで自力で解けるようならテスト勉強しなくても解けるかも知れません。

テスト勉強の際に大事なポイントはどれだけ使ったのかが大事になります。
人間の脳は使った回数が多いものほど長期記憶・知識として残しておく作りになっています。
そしてこの「思い出して使う」ことで初めて勉強になります。

つまりテスト勉強の際の正しい手順としては
⓪ポイントや教科書を確認する
①自力で全部解いてみる
②〇・✕をつける
③できなかった問題は解説を見る
④解説を見た後にやり直しをする

となります。
そうすることによって問題を解く時間が短くなり
定着させるためのくり返しの回数を追うことができるようになります。

テストまでの期間が短いこの時期だからこそ
正しい勉強方法で頑張っていきましょう!!

ナビでは個別に合わせた勉強方法の提案もさせていただいています。
4回の体験授業も実施していますので
テスト勉強に不安を感じたらぜひお申込みください!

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