一生懸命にノートをまとめたのに、テストでは思ったような点数が取れなかった――そんな経験はありませんか?
実は、ノートを"きれいにまとめること"が目的になってしまうと、肝心の「点数アップ」から遠ざかってしまうことも。
今回はテスト勉強の本来の目的と、ノートを効果的に活用する方法についてお伝えします。
◎「きれいなノート」が成績につながらない理由
ノートを整然とまとめている生徒は確かに多いですが、必ずしも点数に結びついていないケースも見られます。
理由はシンプルで、「ノートをまとめる=勉強したつもり」になってしまっているからです。
テスト勉強のゴールは、「ノートを作ること」ではなく「点数を取ること」。
提出用・見せるため・やった気になるためのノートでは、成績は思うように上がりません。
◎点数に直結するノート活用法
ノートは、「見直し」「記憶の定着」「ミスの修正」に使うのが効果的です。
具体的には、次の2点に絞ってまとめましょう。
・公式や暗記項目を整理する
・間違えた問題とその解き直しを記録する
このように、覚えるべきこと・間違えたことを
「反復」するためのノートにすることで、学習効率が格段に上がります。
◎社会科の勉強法で実践!効果的な反復術
社会科など暗記が中心の科目では、以下のような手順が効果的です。
・覚えていない重要語句だけをピックアップし、書き出す
・10回音読してから再テスト、覚えたものは消していく
・翌日も同じ作業を繰り返す
・3日繰り返しても覚えられなかった語句だけを、改めて書いて覚える
このように、ノートは
「反復」や「テスト」を通じて覚える道具として使いましょう。
◎一学期の反省を活かして、二学期で成績アップ!
今後は期末、そして三学期には学年末テストと、テスト範囲はどんどん広がっていきます。
限られた時間の中で結果を出すためには、「やった気」ではなく「覚えるため」にノートを活用することがカギです。
ノートをきれいにまとめること自体は素晴らしいこと。
でも、それが「点数アップ」につながるか?という視点を忘れないようにしましょう。
目的を見失わず、効率的な勉強法で、次のテストでは確実に成果を出しましょう。
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