宇部校のブログ

★思考力の育て方

2025/06/04

突然ですが、最近の共通テストの問題を見たことはありますか?
実は以前のセンター試験と比べ、問題文の文字数がどんどん増加しています。
なぜなら、近年、大学入試でも知っていれば解ける」という「知識・技能」に関する問題から、「知っている・与えられた情報をもとに考えて解く」という「思考・判断・表現」に関する問題の割合が増えているからです。
これは、IT化・AIや技術の進歩に伴い、人間に求められる能力に変化が生じてきている背景があります。
知識面においてはAIに勝てる分野が少なくなっている、いわばAIに取られる仕事が増えていくことの現れです。
実際、今の子どもたちが大人になったときに就く仕事において、今の職業の約半分はなくなっているのではと野村総研とオックスフォード大学の共同研究でも言われています
子どもたちにはぜひ、これから生きていくために自分のなりたい夢や職業がAIに取られないものにしてほしい、またはAIに対抗できる力を身につけてほしいですよね。
そこで、思考・判断・表現ができるようになるよう、日ごろからできることをご紹介します!
<質問の仕方を変える>
今すぐできることのおすすめは、「質問の仕方を変える」です。
例えば、
Q.「江戸時代、連帯責任を負わせるため百姓の家を数戸ごとにまとめた制度を何といいますか?」
A.「五人組」
といった感じに聞くと、「五人組」というワードを覚えていることは確認できます。
このように知識・技能を確認する質問から、
Q「江戸時代、百姓の家を数戸ごとにまとめた制度は五人組ですが、この制度はなぜつくられたのですが?」
という聞き方に変化させると、五人組の制度についての内容や時代背景まで理解できているかを確認することができます。
特に、「なぜ」「どのように」というワードを入れて聞くと、ちゃんと理解できているかを確認できるだけでなく、人に説明する力」が身につきます。
保護者の皆様から見て、本当にわかっているのかな...自分の言葉で表現したり答えたりするのは苦手だな...なんて気になっている方は、ぜひ質問の仕方を変えてみてください!
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