下松校のブログ

★高校の「新課程」:共通テストで変わったことは?<全体編>

2025/05/29

前回、2025年度から大きく変更のあった共通テストについて、数学に着目して見ていきました。
今回は全体の変更点を見ていきます。
数学含め、大きな変更点は以下の4点です。
①国語:近代以降の文章題が1問追加
➁数学:数学➁が「Ⅱ・B・C」の一科目に
③情報:情報Ⅰの新設
④社会:歴史総合・公共の新設と科目の再編
それぞれ細かい点を見ていきます。
①国語:近代以降の文章題が1問追加
言語文化が必修化されたことも踏まえて、近代以降の文章題が1問追加されました。
それに伴い、近代以降の文章題が大問3つで110点に、古文・文がそれぞれ45点で合計90点に、時間も80分から90分へ変更となりました。
➁数学:数学➁が「Ⅱ・B・C」の一科目に
これは前回のブログでも触れました。
時間や単元内容に大きく変更があるため、ぜひ前回のブログをご覧ください。
③情報:情報Ⅰの新設
試験として「情報Ⅰ」が新設となりました。
2025年度は易しめだったので、今年は難しくなる見通しです。
十分対策していきましょう。
④社会:歴史総合・公共の新設と科目の再編
社会は学習指導要領の改定に合わせて学習内容が大きく変化しており、それに付随して試験内容も変化しています。
歴史総合は今までの日本史A・世界史Aを融合させたような科目で、割合はおよそ1:2の科目です。
公共は倫理・政治・経済・法など現代的なテーマを幅広く扱った科目となります。
特に社会の注意点は
・公民(公共を含む科目)2科目
・地理総合/歴史総合/公共を選択した場合、選択した科目と同一名称を含む組み合わせ
このパターンは選択できないうえに、志望校によっては受験できる科目に制限がある(探求は可だが総合は不可、など)ため、必ず確認・計画を立てて臨みましょう。
以上が全体の大きな変更点となります。
変化の年の次年度は難しくなる傾向になりがちです。
しっかり準備していきましょう!

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