足利南校のブログ
2025/09/17
中学生・高校生にとって、定期テストは単なる点数のやり取りではありません。学習習慣の定着度や、理解の深さを測る大切な機会です。しかし、同じように勉強しているはずなのに「結果が伸びる子」と「なかなか点数が上がらない子」がいるのはなぜでしょうか。
よく耳にするのが「テスト前は一日5時間勉強したのに...」という声。ところが実際には、暗記科目をひたすら眺めていたり、解ける問題だけを繰り返していたりと、学習の"質"が伴っていないことが多いのです。成績が伸びる生徒は「間違えた問題を中心に解き直す」「理解できていない単元を質問する」といった"弱点克服型"の勉強をしています。
点数が伸びる子は、自分の課題を数字や記録で把握しています。「英語は長文が弱い」「数学は関数が苦手」といった形で弱点を具体的に把握することで、勉強の方向性が明確になります。一方、伸び悩む子は「なんとなく苦手」で止まってしまい、結局同じところでつまずき続けることが多いのです。
ここで活きるのが、個別指導の仕組みです。生徒一人ひとりの答案や学習状況を分析し、「何を、どの順番で、どう克服するか」を一緒に計画します。たとえば定期テスト前には、学校ごとの出題傾向に合わせたオーダーメイド対策を実施。小さな成功体験を積み重ねることで、自信を持って本番に臨めるようになります。
実は"テストが終わった後"こそ重要です。結果を出す子は、解けなかった問題をそのままにせず、必ず解き直しをしています。逆に「終わったからもういいや」と振り返らない子は、次のテストで同じミスを繰り返します。当塾では、テスト後の振り返りシートを活用し、次回につながる学習をサポートしています。
定期テストは、ただ点数を取る場ではなく、学習習慣と自己管理力を育てるチャンスです。個別指導だからこそ、一人ひとりの課題に寄り添い、"できるようになる実感"を積み重ねることができます。次の定期テストこそ「過去最高点」を目指して、一緒に準備を始めましょう。