2学期も後半に入り、学習内容が一段と難しくなってきました。
特に中学生は、1・2学期の積み重ねが必要な単元が増える時期です。
その中で、「最近ついていけていない気がする」「テスト範囲が広くて手が回らない」という声もよく聞かれます。
実は、ここで苦手をそのままにするか、早めに手を打つかで、冬以降の成績は大きく変わります。
【苦手は自然には消えない】
苦手科目や単元は、放置しても解消されません。
むしろ時間が経つほど、「なぜ分からないのか」が分かりにくくなり、解決に時間がかかります。
たとえば英語では、文法の基礎が弱いと、単語をいくら覚えても"使える英語"にはなりません。
単語力のごり押しで文章の大意は掴めるようになるかもしれませんが、点数にはなかなか結び付きにくいです。
その結果、頑張っているのに伸びない→やり方がわからない→嫌いとなりがちです。
苦手を放置すると「学びの土台」を揺るがす要因になりうるのです。
【冬はリセットではなく強化の季節】
では、なぜ冬が弱点克服のチャンスなのでしょうか。
それは、冬休みが「時間」と「学習範囲」
の両面で最も効率的な期間だからです。
- 学校の授業が一時的に止まり、復習に集中できる
- 学年末までに学ぶ内容が明確で、重点を絞りやすい
つまり、短期間で苦手を整理し、
次の学期につなげる絶好の機会です。
この時期に取り組むべきは、"全単元の総復習"ではなく、
「どこで止まっているのか」
を明確にしてピンポイントで復習することです。
「苦手の原因を突き止め、対処する」ことこそが、
冬の学習の本質です。
【効率的に克服するための3ステップ】
① 原因を特定する
「何が分からないのか」を明確にすることが出発点です。
「計算ミスが多い」「文法が理解できていない」など、
表面的なミスの奥にある原因を把握することが重要です。
※ナビのCKCテストを活用すれば、
苦手部分の把握が容易になります。
※三者面談の際にどうすれば伸びるのかお伝えしています。
② 小さな単位で復習する
苦手を一度に克服しようとせず、小さく区切って進めましょう。
「1日1単元」「10分だけ英単語」でも、
継続すれば確実に成果が出ます。
③ 理解した内容を"使う"
問題演習を通して、覚えた知識を使うことで定着が進みます。
「できた」を積み重ねることで、勉強への自信も生まれます。
「自信を持って授業を受けられる」「
テスト範囲を前向きに捉えられる」といった変化が、
次の成績につながります。
ナビ個別指導学院では、冬期講習や無料学習相談を受付中です。
「どこから手をつけたらいいか分からない」「
苦手をどう克服すればいいか知りたい」という方も、
ぜひお気軽にご相談ください。
