「1回理解した内容のはずなのに
後でもう一度解こうとしたらわからなくなってしまった」
お子様の中でもこういった経験をもつ方は少なくないと思います。
私たちの脳には情報を整理する役割を持つ海馬という器官があり、
その海馬に「重要な情報」と判断されたものが
長期的な記憶として定着します。
海馬は何度も繰り返し入ってくる情報を「重要な情報」と判断します。
だから繰り返し復習することが大切なのです。
では、復習に効果的なタイミングはいつか。
①授業の当日、3日後〜1週間後、1ヶ月後の3回に分ける
1回覚えた情報も時間経過とともに記憶は薄れていきます。
薄れる前に1回、期間を空けて覚えているかもう一回、
さらに期間を空けて最終確認でもう1回、
と繰り返すことで覚えなおす時間も短縮され
記憶が定着していく、と言われています。
もちろん人によって2回で十分な人もいれば
4回以上復習が必要な人もいますので、
確認しながら調整していく必要はあります。
②脳のパフォーマンスが高い朝食前、夕食前
朝、目覚めてからの約2〜3時間と夕方の4時頃からは
脳がよく働き、集中力が高まる時間帯と言われています。
特に朝はドーパミンやアドレナリンの大量分泌により
思考力やひらめきに優れているため、復習に非常に適しています。
復習に適していると言われているタイミングはありますが、
・予習と授業で内容を理解すること
・復習の時間を自身の生活から捻出していくこと
この2点が前提として必要となります。
「自分でできる自信がない...」
「何から始めればいいのかわからない...」
そんな方はぜひご相談ください。