ゴールはどこですか？

中学三年生は内申点確定後の三者面談が行われており
受験校決定、合格に向けてラストスパートの時期になってきました。

この時期になるといつも注意するのですが、高校合格は
ひとつの結果であり、人生全体で見たら小さな小さな通過点です。
もちろん多くの子どもたちにとっては人生で初めての関門です。
緊張もするし絶対に突破したい試練になるでしょう。

ただ私が伝えているのはそこがゴールではないということです。
昨今はかなり多くの子が高校卒業後は進学をするようです。
就職する人もいますが、その人たちにとっては最後の学び場に
なるのでより大切です。
つまり高校でどう学ぶか、何を学ぶか、そのために入学を
目指すのだということを忘れてはいけません。
逆に言えばどこで学ぶかよりもそっちの方が大切です。
100ｍ走をしていて50ｍ地点まで走れたことで満足をして
立ち止まる人がいるでしょうか？
そんなことはしませんよね！

４月からとても大事な学びが始まります。
その為の基礎知識を身につけるのが今です。
学校が求める基準に届いているかどうかを確認するのが
高校入試です。

くれぐれも高校合格して喜びの余り遊び倒してしまうことのないように
気を付けてください。
そしてより高度な学習をするわけですから、中学３年生の時よりも
しっかり学習する時間をとれるよう工夫をしていってください。

進学するということはそういうことです。
今いる場所を見誤らないよう、将来の自分に期待をしてあげて
今をがんばりましょう！

厳しい意見かもしれませんが、頑張れる人を全力で応援していきます。

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