草加校のブログ

【期末テストのケアレスミス対策! 】

2025/11/12

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おせっかいな先生たちと自分でできた!に導く塾、ナビ個別指導学院 草加校です。

草加校のブログをご覧いただきまして、ありがとうございます!

早速ですが、ついこの前、中間テストが終わったと思ったらもうすぐ期末テストですね。

「次の期末テストで中間テストのリベンジだ!」と思っている人もいることでしょう。

そんな人にオススメなのが今回のお話。

テストでよく生徒から聞くのが、「ケアレスミス」、いわゆる「うっかりミス」がなくならなくて...という悩み。

それがなくなるだけで、10点や20点あがる人も多いのではないでしょう

今回は、ケアレスミスの原因と対策をご紹介します。

ケアレスミスでお悩みの方、必見です。

●「ケアレスミス」とは?

ケアレス(careless)は、「不注意な」「軽率な」という意味なので、「ケアレスミス」は、注意不足やうっかりした行動によって起こるミスのことを言います。

「よく考えればわかったのに...。」、「問題を読み間違えちゃった...。」、「勘違いしちゃって...。」なんていうことはありますよね。

ですから、つい「よし、次から気を付けよう!」で済ましてしまいがちなのですが、本当にそれでケアレスミスは減るのでしょうか?

●「ケアレスミス」の原因は?

お悩みの種の「ケアレスミス」ですが、その原因としては大きく分けて次の3つが考えられます。

〈原因1〉思い込み

ケアレスミスの原因の一つは「思い込み」。

間違っている情報が正しいとして脳にインプットされてしまうのです。

「正しい!」と思うと、頭がそれを疑わなくなるので気づきにくくなってしまいます。

問題の意図を正しくつかまないまま、「多分こうだろう!」と思って解き始めてしまうと、思わぬミスにつながってしまいます。

〈原因2〉緊張・焦り

人間は、緊張すると脳内にノルアドレナリンが分泌されます。

ノルアドレナリンは適度に分泌されると集中力が増して能力を発揮できるのですが、それが過剰に分泌されると混乱が起きて逆に思考力や判断力が低下してしまうそうです。

また、「時間がない!」と焦ると、問題を読み落としたり、計算間違えなどのミスが起きやすくなります。

〈原因3〉疲れや集中力の低下

緊張が続くと脳が疲れてきて考える力が低下してしまいます。

テストの終わり時間が近づくころになると注意散漫になって集中力が低下してしまった、なんていう経験はないでしょうか?

そんなときは、頭のスイッチを切り替えるため別の問題にとりかかってみるのもいい方法です。

●「ケアレスミス」のパターンは?

ひとくちに「ケアレスミス」といっても数多くのケースがありますが、それらを分類すると次の3つのパターンに仕分けわれます。

〈パターン1〉問題の読み間違い

問題が指定している条件を満たさないで解答してしまうパターンです。

具体的には、「記号で答えなさい」と書いてあるのに言葉で書いてしまうケースや、「あてはまるものをすべて書きなさい」というのに一つしか書かないケースなどです。

問題をサラッと読んだり、途中までしか読まずにするとこのようなケアレスミスが起こります。

「これは楽勝!」と油断したり、逆に時間が足りなくなって「やばい!」と焦ったときに起きやすいミスです。

〈パターン2〉計算ミス

数学や理科でよくあるパターンのケレスミスです。

中でも最も多いのがプラス・マイナスの符号ミスではないでしょうか。

マイナス同士や異符号の計算間違い、移項したときの符号の変え忘れ...

これらが1回もないという人の方が珍しいかもしれませんね。

他には、約分忘れ、ケタの間違いなどもよく目にします。

〈パターン3〉書き間違い・書き忘れ

解答欄の間違い、数学・理科での単位の付け忘れや間違い、英語のクエスチョンマークやピリオド・コンマの付け忘れ、国語の字数制限問題での句読点や鍵かっこの数え落とし...など。

他にも、式の写し間違いや見間違いなど様々なパターンがあります。

ほんの少し気を付ければ防げたミスですから、これが一番悔しいケアレスミスではないでしょうか?

●「ケアレスミス」の対策は?

「ケアレスミス」の原因やパターンはこれまで述べた通りですが、その対策は色々考えられます。

ここでは6つの対策をご紹介しますが、一度にすべてをやろうとする必要はありません。

自分がよくやるミスの対策から始めてできる対策を徐々に増やしていきましょう。

〈対策1〉まず、「自覚」と「把握」!

最初にしていただきたいのがケアレスミスの「自覚」と「把握」です。

まず、「自分はケアレスミスしている」と思いましょう。

人間ですからミスは避けられません。

多い少ないの違いはありますが、必ずミスは起こります。

「ケアレスミスしていないだろう。」「少ないはず。」と思っている限り「ケアレスミス」は減りません。

「どこかにミスがあるはずだ!」とミスをしている前提でテストに臨むことが大切です。

また、その上で自分がよくやるパターンを把握しておきましょう。

人にはそれぞれ傾向があります。

やみくもにあれこれ手を付けるよりは、もっとも効果がある対策に絞って一つずつ確実にできるようにしていきましょう。

その際、自分がよくやるケアレスミスを書き出してみると思い込みを避け、客観的に自分のミスを分析することができます。

〈対策2〉問題文を丁寧に読む!

大前提として、問題文は最後の一文字まで読みましょう。

流し読みや拾い読みはご法度です。

丁寧に読むためには、頭の中で音読したり、指や鉛筆を指しながら読むと良いですよ。

なお、これは「問い」だけでなく、英語の長文問題や国語の読解問題の引用文も同様です。

教科書で見たことがある文でもですよ。

〈対策3〉ビジュアル化する!

① 問題文に書き込む!

よく問題文の読み違えをする人におすすめです。

設問の条件には、線を引いたり、丸や四角で囲って目立つようにしましょう。

特に条件が複数ある場合は大切です。

具体的には、「次の選択肢から本文の内容と違うものをすべて選び記号で答えよ。」という問題なら「違うもの」と「すべて」と「記号」に線を引きます。

考えることに意識が集中して、「出した答えはあってたのにバツになってしまった!」というもったいないミスが防げます。

また、問題の条件に印をつけておくと、テストの終わりに見直すときに自分が書いた答えが条件と合致しているか照らし合わせるのが楽ですよ。

② 図・表・公式をかく!

これは、特に数学の文章題や理科の物理・化学の計算系問題についての対策です。

少し長い問題になると、頭の中だけ考えただけでは問題の全体像がつかめなかったり、イメージが湧かないものです。

そんな時は、問題用紙の余白に図や表をかきましょう。

文字だけの情報よりも問題をはるかにクリアに理解できます。

問題をよく理解しないまま解き始めると、それがケアレスミスや思い違いを招きます。

「ビジュアル化」することによって、それまで気づかなかったことに気づいてケアレスミスを防ぐことができるのです。

また、公式を駆使する問題についても同じことが言えます。

少し長い公式や不慣れな公式を使う場合、いきなり数字を使って解き始めると書き落としや書き間違える危険が高くなります。

暗記している公式でも問題用紙の余白に書き出しておくと、頭が公式を思い出す負担が減るのでその分、式を立てたり計算したりすることに集中できて「ケアレスミス」を減らすことができますよ。

「図や表、公式をかく時間がもったいない」と思うかもしれませんが、問題の理解が深まり考える時間が短縮できるので結局早く解けます。

③ 途中式と答えをていねいに!

これは数学や理科で計算ミスが多い人におすすめです。

途中式は必ず書きましょう。

しかも、「ていねいに!」です。

時間を節約するために途中式を省いたり雑に書いている人はいませんか?

暗算に頼りすぎると、普段はできる計算でも焦って間違えることがよくあります。

また、途中式を書いたけれども字が雑だったために、自分が書いた数字や符号を見間違えたり見落としたりする人も結構います。

よく見かけるのが、「0」と「6」、「1」と「7」、「x(エックス)」と「×(かける)」、「a」と「d」の見間違い、それから2乗、3乗などの指数の見落としです。

自分がよく間違える字は、特に意識して丁寧に書くようにしましょう。

これは答えを書く時も同様です。

採点者が見て間違えるかもしれないと思う字はキレイに、誰が見ても間違えないように書きましょう。

さらに、計算間違いで本当に多いのがプラス・マイナスの符号ミス。

移項した時の符号の入れ替え、カッコの前にマイナスがある式で起きるケアレスミスです。

これは、途中式を丁寧に書くと同時に、移項したらその場ですぐ符号を確認することで減らせます。

ちなみに、途中式は消さずに残しておきましょう。

そうすることによって、テストの終わりに見直す時に計算ミスをチェックできるだけでなく、テスト後に振り返ったときに自分のミスの分析に役立ちます。

〈対策4〉視線の動きを小さく!指さし確認もgood

問題の式を写し間違える、解答欄に書くときに間違えるケアレスミスが多い人におすすめです。

計算そのものは正しくできたのに、こういうケアレスミスはもったいないですよね。

人は目線の動きが大きくなるだけで見間違える危険が高くなります。

なるべく目の動きは少なくしましょう。

そのためには、問題の近くに途中式を書くとか、途中式の近くに解答用紙を動かして答えを書き写すなどとよいでしょう。

また、書き写す時は、眼だけに頼らず指さし確認をすることも有効です。

よく駅員さんが安全確認のためによくやってますよね。

人間は観ているつもりで見ていないことも結構あるようです。

面倒くさがらずに試してみてください。

〈対策 5〉見直し時間をつくる時間配分!

これまでご紹介した対策を心がけてすべての問題を解き終わったら、それらができているか見直しましょう。

見直しが大切なのは皆さんご存じだと思いますが、「そもそも見直しの時間がない!」という人も多いでしょう。

しかし、この「時間がない!」という焦り自体がケアレスミスの要因でもあります。

時間に余裕を持つためには、問題を早く解く必要があります。

そして、問題を早く解くためには、解き方を早く思いつかなければなりません。

同時に計算や文章を書く時間も短くしなければなりません。

ということは、結局一番大切なのは日頃の練習。

問題にたくさん当たって解答パターンを身に着けておくと同時に、家でも時間を意識して解くのが効果的です。

結局、普段からコツコツ勉強しておくことがケアレスミスを減らす王道なわけです。

とはいえ、「それでは即効性がないじゃん。」という声が聞こえてきそうです。

その通りなんですが、テストの時にできることがないわけではありません。

まず、テストが配られたら、ざっと目を通し、いつまでにどこまで終わらせるか見通しを立てましょう。

例えば、テスト時間が50分だったとします。

普通、前半が基本問題、後半が応用問題という構成になっていますから、「前半の問題を20分、後半を25分、残り5分を見直しに充てる。」程度のザックリした見立てで構いません。

こうすることで少しでも焦りを減らすことができます。

焦りが減らせればケアレスミスが減り、おかしな答えが出てもう一度考え直さなければならないような時間を削れます。

何回か経験して自分なりのペース配分を見つられれば、見直す時間をつくることができるようになります。

なお、見直すポイントの優先順位は、名前の書き忘れ、解答欄間違い、単位の付け忘れ、問題条件の見落とし、計算ミス(特に符号)です。

自信がない問題は特に丁寧に見直しましょう。

〈対策 6〉体調管理!

最後にご紹介する対策は「体調管理」ですが、実はこれが最も大切です。

そもそもケアレスミスを防ぐには、初めからミスの数を少なく抑えておけばよいわけです。

そのためには「適度な緊張感」が大切。

寝不足や体調不良になってしまうと、集中力や注意力が散漫になり、ミスが増え、焦り、そして時間が足りなくなるという悪循環に陥ってしまいます。

その集中力や注意力を自分の意志で高めるのは難しいですが、寝不足や体調不良にならないようすることは自分の意志でできます。

食事は3食きちんととる、早寝早起きを心がける、うがいや手洗いを欠かさない、などといった基本的な生活習慣を身につけましょう。

●「ケアレスミス」を防ぐ根本的対策!

私たちは人間ですから、「ケアレスミス」をゼロにすることは不可能です。

しかし、自分のミスの傾向を把握して正しい対策を打てば減らすことはできます。

今回ご紹介した対策で自分の適したものを実行してみましょう。

そのうえで、「ケアレスミス」を減らす二つのことを日ごろから心がけてみてください。

その一つは、最後に書きました「体調管理」です。

健康は、勉強に限らず全ての基盤。

規則正しい生活を送り、栄養を休養を十分とることが一番大切です。

もう一つは、日ごろの学習です。

小中高を問わず、最近の傾向は「覚えてさえいれば解ける」暗記問題が減り、「思考力・判断力・表現力」を問う問題が増えています。

その結果、問題文は長くなり、長文問題や資料問題が増えました。

解答に時間がかかるので「見直し時間がない!」というのはある意味もっともなことです。

ですから、「たかがケアレスミス」と侮らず、日ごろからきちんと学力をつけることが根本的な対策になります。

スポーツや芸術・芸能活動など、どんな分野でも同じですが、本当の力を身に着けるには反復練習が欠かせません。

学校で習う前に、予習で予め内容を把握した上で授業に臨み、習った後には復習をしてそれを確実に身に着ける。

こうした一連の流れに即した反復練習がますます大事になってきました。

ナビ個別指導学院は、予習スタイルで授業を進めております。

かつ、中学生はテストに入るまでに3回繰り返すことを心がけて授業ペースを組んでおります。

学力をしっかりつけて、「ケアレスミス」を極限まで減らしたいとお考えの方、ぜひ、無料の体験授業をお試しください!

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