熊谷校のブログ
2024/10/25
熊谷市のみなさん、こんにちは!
ナビ個別指導学院熊谷校の清水です。
今日は前期終業式の時に学校から配られた「通知表」について、見るべきポイントをお伝えしたいと思います。
それによって、後期にどう頑張れば良いかが見えてくるはずです。

まず、中学生の通知表で真っ先に目が行くのが「内申点」ですよね。
ただ、これは3つの観点をそれぞれA・B・Cで評価した結果の数字であり、内申点をどう上げるかを考える場合はこの3つの観点を知っておく必要があります。
一つずつ詳しく見ていきましょう。
①「知識・技能」
これはその科目における基本的な能力が身についているかを測る観点です。
実は、定期テストの問題用紙には大問ごとに「知識・技能」を測る問題か、この後取り挙げる「思考・判断・表現」を測る問題かが明記されていることが多いです。
数学を例にとると、単純計算問題が「知識・技能」にあたることが多いです。
もちろん、2つの観点にまたがる問題もありますので、一概には言えない場合があります。
この観点は基本をしっかり身に付けることで評価を上げられます。
具体的には、公式を覚え活用できる・暗記系を確実に覚えておく、などです。
勉強が苦手な生徒の場合でも、まずは基本から学習することで評価が上げられるでしょう。
②「思考・判断・表現」
こちらはいわゆる応用力が身についているかを測る観点です。
文章問題・実験問題・図表問題・記述問題などが該当します。
こちらは評価を上げるのは中々難しいでしょう。
「知識・技能」には自信が付いた上で、自分で考え・表現できる力を養う必要があります。
こちらを上げるコツとしては、学校で使っている教材以外の問題集・参考書なども解いて、多く経験値を貯めることです。
③「主体的に学習に取り組む態度」
これは学習態度全般に関わることを判断する観点です。
授業態度・発表・挙手・提出物など様々です。
テストでは測れない観点でもあります。
私からのアドバイスとしては、「提出するワークを2周する事」です。
理由は、学校の先生がテスト前に示すテスト範囲表内に必ずと言って良いほど「ワークを繰り返し解く事」と記載されているからです。
従って、1周しただけでは良い評価になりません。
ただ実際のところは1周のみする生徒が殆どですから、2周したことをアピールできれば評価が上がります。
何より、2周することで必然とテストの結果も良くなります。
早めからワークを取り組む計画を立てることがおすすめです。
以上、内申点に関わる3つの観点を確認しました。
ご家族で生徒の通知票を見た時、内申点だけでなく、どの観点がA・B・Cなのかしっかり見ておけば後期に頑張るべきことが明確になりますよね。
半年に1度しかない大事な機会ですので、是非確認してみてください。
ただ、そうは言っても中学生の生徒とその親御さんで勉強の話を積極的にするかと言われると、そうではないご家庭が多いようです。
ナビ個別では現在3者面談をしておりますが、そういう機会で初めて通知表の仕組みを知ったという親御様もいます。
こうした機会をご提供できるのも塾のメリットになります。
ご興味が湧きましたら、ぜひナビ個別指導学院の学習カウンセリングにお越しください!
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