【英語の4技能?スピーキングテストって何??】

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近頃の英語教育では「4技能」が大切だと言われています。
「リーディング(読む)」「ライティング(書く)」「リスニング(聞く)」そして「スピー
キング(話す)」の4つです。
日本の英語教育の歴史は古く、江戸時代にはすでに行われていたと言われています。
その後、紆余曲折を経て今日の英語教育に至るわけですが、弱点がありました。そう、英語を
話すことができないのです。
以前、日本でサッカーワールドカップが開催された際、諸外国のメディアで日本滞在時の注意
点が紹介されていました。
その中のひとつに「日本では英語で会話をしようとしてもあまり通じない。しかし、紙などに
書いて見せるとわかってもらえる。」というものがありました。
これを目にした時は日本人ながら「確かに・・」と思ったものです。
日本では本来、より高度な技術のはずの読み書きと会話が逆転しているのですね。
この状況を打開するため、近頃ではスピーキング対策に力が入れられてきています。
その対策の一環としてお隣の東京都では2022年から中学生を対象にスピーキングテスト(通
称:ESAT-J [English Speaking Achievement Test for Junior High School Students])の実施が始まりま
した。
ESAT-J は中1~中3までそれぞれの学年で4つのパート(A~D)に分けて実施されます。
内容とポイントは下記の通りです。
A:英文を読み上げる
→発音、アクセント、流暢に読めているかなど

B:質問を聞いて応答する/意図を伝える
→質問内容に合った返答ができるか、自分の伝えたい内容をきちんと話せるかなど
C: 中1・中2 イラストを英語で説明する 中3 ストーリーを英語で話す(4コマ)
→イラストで描かれている内容を言語化できるか、4コマイラストに合ったストーリーを英語で
話すことができるかなど
D: 中1・中2 ストーリーを英語で話す(3コマ) 中3 自分の意見を述べる
→3コマイラストに合ったストーリーを英語で話すことができるか、与えられたテーマに沿って
自分の意見や理由を英語で話せるかなど
これらの問題に対して答える音声をタブレットへ録音して採点が行われます。
ちなみに東京都では中3で実施したESAT-J の結果を都立高校入試で活用します!(現状では内
申点側に20点分考慮)
今のところ埼玉県でこういったテストを実施する予定はなさそうですが、英語教育の重要性が
増していますから、いつか行われる日が来るかもしれません。
まずは「こういった英語のテストもあるんだなぁ」と興味を持ってもらえたら嬉しいです!

ナビ個別指導学院では最新の教育情報を踏まえ、皆さん一人ひとりの状況に応じて目標を設定
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