岩槻校のブログ

歴史って暗記科目???

2025/05/17

いつもブログをご覧いただきありがとうございます!

最近では、岩槻中・柏陽中・城北中・川通中の中学生や、西原小・柏崎小・岩槻小・太田小・城北小の小学生の皆さんからのお問い合わせが急増中です!

さて、このブログを読んでくださっている保護者の皆さまの中には、
「社会や理科は暗記科目」とお考えの方も多いのではないでしょうか?

しかし、実は今、その常識が変わりつつあります!!!!

たとえば昔は、
「十七条の憲法を作ったのは誰? → 聖徳太子!」
といった一問一答形式の問題や、年号を答える問題が多く出題されていました。

ですが、現在はそういった出題はほとんど見られなくなりました。

有名な話ですが、かつて鎌倉幕府の成立年は「イイクニ(1192)作ろう鎌倉幕府」とされていました。
しかし、今では「イイハコ(1185)作ろう鎌倉幕府」と1185年が通説になっています。

歴史は研究が進むことで、私たちの理解もアップデートされていきます。
昔習った年号を丸暗記しても、大人になる頃には意味をなさないこともあるのです。

そのため、今の歴史の試験では年号よりも「記述力」が問われるようになっています。

たとえば「十七条の憲法」については、
「聖徳太子が制定した十七条の憲法の内容を、10文字以内で答えなさい」
というような問題が出されます。

答えは――「役人のこころがまえ」。

短い記述ですが、ほかにも「20文字以内」「30文字以内」といった問題も多く、
単なる丸暗記では太刀打ちできません。

特に歴史では、出来事を「ストーリー」として理解することが大切です。

先人たちの行動や出来事を学び、そこから未来をどう作っていくかを考える――
それが歴史の本質です。

では、どうやって勉強すれば得点できるのでしょうか?

ポイントは、
「時代」「人物」「出来事」「内容」 をセットで理解することです。

たとえば「十七条の憲法」であれば......

時代:飛鳥時代

人物:聖徳太子(厩戸皇子)

出来事:十七条の憲法

内容:役人の心構え

このようにストーリーとして頭に入れておくことで、
どんな問い方にも対応できるようになります。

例:
「役人の心構えとして作られた十七条の憲法は何時代?」
「飛鳥時代、聖徳太子が役人の心構えとして作ったものは何?」
「飛鳥時代、役人の心構えとして作られた十七条の憲法を制定した人物は?」
「飛鳥時代、聖徳太子が制定した十七条の憲法の内容は?」

このように、一つの事柄を多角的に理解していくことで、
どんな出題にも対応でき、実力が得点につながります。

そして、その「理解のコツ」をお伝えしているのが、私たちナビ個別の指導です!

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