木津校のブログ
2024/12/04
「学校の先生から『志望校下げたら』って言われたんやけど、どうしよ?」
今は木津校で講師をしてくれているA先生。
この時期になると中学3年生の時のAさんを思い出します。
いつも元気なAさんが少し涙目で冒頭の相談を...
特別強く言われたわけではないようでした。
様子を聞く限り、中学校の先生も「もっと頑張れ!」という
後押しのつもりでおっしゃったようです。
ただ、テストが返ってきて、
弱気になってしまっていたAさんにはとてもショックだった様子。
「Aちゃんな、大学行きたいって言ってたやん?」
「うん。」
「今も思う?」
「うん。」
「夏の面談で話したこと覚えてる?」
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夏休み前の面談で、
Aさんは自分のレベルで無理なく入れる高校と、
ちょっと頑張らないといけない高校で迷っていました。
でも、卒業後に大学は行きたいとも。
大学を一般入試をメインに考えている場合、
偏差値が高い高校を選んでおくほうが無難です。
周りの子も「勉強するのが当たり前」と思っている
環境のほうが勉強するのが楽です。
周りの子が遊んでいる中、自分1人だけ勉強する。
言葉にするのは簡単ですが、実践するのは至難の業です。
私立大学が第一志望の場合は、
私立高校や、比較的無理のない高校を選んで、
総合型選抜(AO入試)や指定校推薦を狙うのも一つの作戦です。
ただ、気をつけて欲しいのが、
「レベルの高い高校に入ってついていけないくらいなら、
ちょっとレベルを落として...」
こんなことを言っているようでは行きたい大学は選べません!!!
人気大学はみんなが狙っています!!
自己管理に自信がある人でないと失敗しますよ。
こんな話をしたんですね。
「やっぱり、レベル高いとこ目指しとくわ...
自分だけ勉強って無理やもん...」
ちょっとスッキリした表情で頑張ると言ってくれました。
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「覚えてる...」
「今は?」
「やっぱり下げたくない...」
「うん。先生もそう思う。
学校の先生も『気合入れろ』って言いたかっただけやって。」
「それでも『下げたら?』って言わんでほしかった...」
「そうやな。まだまだできることあるもんな!
じゃ、分析するからテスト出して。作戦、考えよ!!」
「ハーイ。」
夏の面談始まる前は、
「え~。〇〇高校?勉強がんばらなあかんやん。」
なんて渋っていたんです。
それが『下げたら?って言わんでほしかった』と言うまでに。
ショックを受けるくらい、
本当に叶えたい目標になっていたことが、
本当に嬉しかったことを今でも覚えています。
そのA先生が、生徒を励ましている姿を見ると、
ついついニヤニヤしてしまうwww
最初に始まる私立高校の入試まであと2か月半!!
体調にも気をつけて頑張っていきましょう!!
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