亀岡校のブログ
2025/06/06
口丹の皆さん、こんにちは!
JR亀岡駅から徒歩3分の個別塾、ナビ個別指導学院亀岡校です!
突然ですが、最近の共通テストの問題を見たことはありますか?
前身のセンター試験と比べ、文字数が増加しています。
これは「知っていれば解ける」という「知識・技能」に関する問題から、
「知っている・与えられた情報をもとに考えて解く」という「思考・判断・表現」に関する問題
の割合が増えているからです。
これは、IT・AIや技術の進歩に伴い、
人間に求められる能力に変化が生じている為です。
将来的に、知識面においては、人間はAIに勝てなくなる、ということです。
野村総研とオックスフォード大学の共同研究では、
「今の子どもたちが就職活動をする頃には、今の職業の49 %は人口知能が代替可能になる」
と発表されています。
子どもたちにはぜひ、これから生きていくためのスキルを身につけてほしいですよね。
そこで、思考・判断・表現ができるようになるよう、質問の仕方を変えましょう!
Q.「江戸時代、連帯責任を負わせるため百姓の家を数戸ごとにまとめた制度を何といいますか?」
これは知識・技能を確認する質問ですね。
答えは「五人組」ですが、このワードを覚えていることは確認できます。
これを、以下のような質問に変えます。
Q「江戸時代、百姓の家を数戸ごとにまとめた制度は五人組ですが、この制度はなぜつくられたのですが?」
これなら五人組の制度についての内容・時代背景まで理解できているかを確認することができます。
特に、「なぜ」「どのように」というワードを入れて質問すると、「人に説明する力」が身につきます。
保護者の皆様から見て、
「本当にわかっているのかな...自分の言葉で表現したり答えたりするのは苦手だな...」
なんて気になっている方は、ぜひ質問の仕方を変えてみてください!
![]()