薩摩川内校のブログ

「わかる」と「できる」が同じだと思っていませんか?

2025/01/10

薩摩川内市・いちき串木野市・さつま町近辺にお住まいの皆さまこんにちは!

勉強で「わかる」と「できる」が同じだと思っていませんか?実は、「わかる」は学びの第一歩にすぎません。本当に力をつけるには、学んだ内容をしっかりと「定着」させ、「できる」状態にすることが大切です。

今回は、「理解」と「定着」の重要性や、定着を促すための方法を分かりやすく解説します!


「わかる」ってどんな状態?

「わかる」とは、学んだ内容を意味として理解することです。

  • :「5 + 3 = 8」の計算を、足し算のルールを聞いて「なるほど!」と納得する状態。

ただし、「わかる」だけでは実際の問題にスムーズに対応できないことが多いのです。


「できる」ってどんな状態?

「できる」とは、学んだことを自分で使いこなし、問題を解決できる状態です。

  • :足し算の問題がどんな形式でもすぐに解ける状態。

この「できる」に到達するには、理解した内容を忘れずに記憶に残し、自由自在に使えるようにする「定着」が不可欠です。


「理解」と「定着」の違いと関係

  • 理解:学んだ内容を意味として把握すること。
  • 定着:理解した内容を繰り返し使い、記憶に根付かせること。

理解があっても定着がなければ知識はすぐに薄れ、「できる」に繋がりません。一方、定着が進むと知識が自動化され、スムーズに応用が可能になります。


定着を進めるための3つのポイント

1. 繰り返し学ぶ

学んだ内容は1回では忘れてしまいます。反復が記憶のカギです。

  • おすすめの復習タイミング
    • 学んだ翌日
    • 1週間後
    • 1か月後

2. アウトプットする

自分で学んだ内容を使ってみると、理解が深まり定着が進みます。

    • 問題を解く。
    • 学んだ内容を家族や友達に説明する。

3. 実生活に結びつける

学んだ内容を日常生活で活用することで、楽しみながら記憶に残せます。

    • 算数:買い物で計算してみる。
    • 国語:学んだ漢字を使って日記を書く。

塾での学びを活かすために親ができること

1. 理解の確認をする

「授業でわかった!」だけでは安心せず、「この問題、どうやって解いたの?」と具体的に質問してみましょう。

2. 復習の習慣をつける

学んだ内容をすぐ復習するよう促すことで、記憶に残りやすくなります。

3. 努力を認める

小さな進歩や努力をしっかり褒めて、自信を育ててあげましょう。


結論:定着こそが学びの完成形!

「わかる」は学びの出発点であり、「理解」を深めることが大切です。しかし、それだけでは足りません。「定着」させることで初めて、学んだことが使える知識に変わります。

塾では、お子さまがしっかり「理解」し、それを「定着」させるための指導を行っています。保護者の皆さまも、このプロセスをサポートしていただければ、さらに効果的な学びが実現できます。

お子さまの「できる」を育てるため、一緒に頑張りましょう!

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