紫原校のブログ

「まずは自力で解きなさい!」は間違っている?!

2025/10/10

紫原周辺にお住まいの皆さん、こんにちは!!

鹿児島市の個別塾、ナビ個別指導学院紫原校の寺田です!!

10月に入って1週間が経ちました。

学校によっては中間テストや実力テストなど

実施されている学校もあります。

もう1ヶ月経つと期末テストや後期中間テストなども

待ち構えています。

テストが近づき、自習室では中学生や高校生が勉強を

頑張ってくれています。

その勉強を見ていて気になることがあり、

よく生徒にアドバイスすることがあります。

テスト勉強をしよう!と思い、ワークやドリルに

取り組む時にどのように勉強していますか

生徒にこの質問をしてみると...。

① まずは自力で全部解いてみる。

② 〇・✕をつける。

③ できなかった問題は解説を見る。

④ 解説を見た後にやり直しをする。

とたいていの生徒はこう答えます。

学校の先生からも同じように言われたと思います。

自分ができないところを確認するために、

まずは自力で全部解きなさい。」です。

しかし、自習室で生徒の様子を見ていると、

同じページを見つめて1ページを終わらせるのに

30分から1時間かけて取り組んでいる生徒もいます。

この「まずは自力で解きなさい」が勉強の際の落とし穴に

なることが多いです。

結論から伝えると「まずは自力で解きなさい」

学習直後の復習について言っているものになります。

先日のブログでもお伝えしましたが、

良かったテスト勉強の仕方に「予習・復習」とありました。

学校で授業を受けた直後に解けない問題は

そのまま放置していくと分からないところが

雪だるま式に増えていくことになります。

そのため、自分が授業を理解できているかを測るた

「まずは自力で解きなさい」と言われているわけです。

しかし、テスト勉強は違います。

長ければ学習してから3ヶ月以上も経っている問題を

解くことになります。

例えば「3か月前の夕飯を自力で思い出しなさい」

言われても無理な話です。

勉強も同じで自力で解けるようなら、

テスト勉強しなくても解けるかも知れません。

テスト勉強の際に大事なポイントはどれだけ使ったのかが

大事になります。

人間の脳は使った回数が多いものほど長期記憶・知識として

残しておく作りになっています。

そして、この「思い出して使う」ことで、

初めて勉強になる訳です。

つまりテスト勉強の際の正しい手順としては

① ポイントや教科書を確認する

② 自力で全部解いてみる。

③ 〇・✕をつける。

④ できなかった問題は解説を見る。

⑤ 解説を見た後にやり直しをする。

となります。

そうすることによって問題を解く時間が短くなり

定着させるためのくり返しの回数を

追うことができるようになります。

テストまでの期間が短いこの時期だからこそ

正しい勉強方法で効率よく勉強できるように

していきましょう!!

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待ってまーす!!

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