子供の取り掛かりの遅さ

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保護者の方の悩みの1つに「自宅での宿題や学習にやたらと時間がかかる」や「いつまでたっても宿題を始めない」といったものがあります。かといって家事や仕事が保護者の方にもあります。その中で付きっきりで勉強を見ることは難しいものです。それに付きっきりでやってしまうとむしろデメリットも出てきます。

それではどんなフォローが必要でしょうか？

①計画を立てる手伝いをする

→時間とやること、やる量を決める手伝いは是非やって頂きたいです。口約束だけでだんだんと時間にもルーズになっていき・・・といった経験はあるかと思います。そこでなんでも良いので形に残るように計画を作るようにしてみて下さい。

②環境を整える

→テレビやタブレット、スマホを見ながらの学習にならないように等の環境面のサポートも保護者の方に手伝って頂きたい部分です。塾の自習スペースまで連れてきていただくといったことも含まれるかと思います。

③実行のための声掛け

→計画を立て、環境を整えたらあとは実行です。この時に1～10まで保護者の方が指示を出していてはせっかくの計画も価値が下がってしまいます。お子さん自身に思い出させるように声掛けをしていただくと良いでしょう。また分からないところのフォローの時間も決めておくとその時間以外は飛ばして次の問題に行くという練習にも繋がります。

④計画の確認・修正

→数日やってみて無理が無いか、余裕がありすぎないか？といったことを確認することも大事です。ずっと同じような形でやっていると慣れてきます。この慣れが緩みを引き起こすので要注意です。

①～④を少しずつでもやっていくことで保護者の方が手伝えなくなるような学年に上がった時に、自力で自主学習が計画的に出来るようになっていきます。少し先のことも意識しながらご家庭でのフォローをしていただければと思います。また②で言ったような環境を整える一環としてナビでも自習スペースを準備しています。是非ご利用ください。