伊集院校のブログ
2025/10/01
アンケートの結果
1位 予習・復習をする
2位 授業をちゃんと聞く
3位 授業内容をノートに取る
結果だけ見ると当たり前のことのように感じるかもしれません。
そこでちょっと深堀してみます。
1位に選ばれた「予習・復習をする」ことは理解を深める重要なポイントです。
「復習する」は当然、テスト前や宿題で行っていますが「予習する」ことは
ほとんどの小学生、中学生はやったことがないのではないかと思います。
予習して自分だけでは理解できないところを確認しておき
授業の時にその理解できなかったところを重点的に説明を聞く
納得できたら自宅に帰ってもう一度復習する。
小中学生でここまでできている生徒はなかなかいないのではないかと思います。
つまり「予習・復習をする」は効果的な学習サイクルを作ることになります。
2位の「授業をちゃんと聞く」も当たり前のことを言っているように感じます。
ただ授業中はノートを取ったり、問題を解いたりときちんと授業に取り組んでいても
ノートを取ることに集中していると大事な先生の言葉を聞き逃してしまうことがでてきます。
「卑弥呼 邪馬台国 親魏倭王 金印」
これだけ書かれていても親魏倭王が邪馬台国の女王である卑弥呼が中国の魏から与えられた称号であることはわかりません。
先生の説明をきちんと聞いて自分が分かるようにしておかなければ
テスト前に単に暗記するという作業になってしまいやすくなります。
先生の説明を聞き逃さない力は大事になります。
3位の「授業内容をノートに取る」は2位とつながってきますが大事なことは
重要なことを取捨選択すること
→ 簡単な内容や既に理解していることは書き残さない。
苦手な点や難しい部分を重点的にメモする
→ 理解を深めるため、自分なりの解釈や先生の補足説明も書き込む。
必要なところだけを重点的に聞き、書き残すためにはやはり1位の「予習・復習をする」ことが大事になります。
こういった勉強方法は一朝一夕で身につくものではありません。
ただ学校で行われる授業を「受ける」だけでなく「学ぶ」力が必要になります。
作業的な勉強ではなく、
テスト対策が効率的・効果的になるように是非、意識して勉強に取り組んでいきましょう!
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