星ヶ峯校のブログ

うちの子、勉強しないんです...中学生のやる気スイッチ押し方5選

2025/05/24

「宿題やった?」「またゲームしてるの?」
毎日同じ言葉を繰り返して、心がすり減っていませんか?

「どうして勉強しないの?」
「このままで本当に大丈夫?」
「どう接すれば、やる気になってくれるの?」

そんな悩みを抱える保護者の方は、とても多いです。
でもご安心ください。中学生のやる気は、ちょっとした工夫と接しで変わっていきます。


なぜ勉強しない?中学生のリアルな理由

やる気を引き出す前に、「なぜやらないのか」を知ることが大切です。

中学生が勉強しない主な理由はこの5つ:

  1. 何から手をつければいいか分からない

  2. 分からないことが多すぎて嫌になる

  3. 勉強の意味や目的が見えない

  4. 失敗が怖くて挑戦できない

  5. 楽しいこと(スマホ・友達・ゲーム)が優先


実践!やる気スイッチの押し方5選

1. 小さな「できた!」を積み重ねる

  • 「この問題できたね!」と成功体験を一緒に喜ぶ

  • 難しい問題より、まずは簡単すぎるくらいの問題から

  • 昨日との比較で「5分多く勉強できたね」と声かけを

声かけ例
「まだこれもできないの?」 → NG
「この問題できたの?すごいね!」 → OK


2. 一緒に「目標設定」をする

  • 長期目標:志望校や将来の夢

  • 中期目標:次のテストで〇点以上

  • 短期目標:「今週は1日20分、数学をやる」

親は「管理者」ではなく「応援団」に。
目標は必ず子ども自身に決めさせるのがカギ。


3. 「選ばせる」ことで主体性を引き出す

  • 「英語と理科、どっちからやる?」

  • 「リビングと自分の部屋、どっちでやる?」

  • 「30分勉強→10分休憩 or 45分→15分、どっちがいい?」

自分で選んだことには責任を持ちやすくなります。


4. 勉強に集中できる「環境」を整える

  • スマホは別室へ

  • 明るい照明と姿勢に合った机・椅子

  • 必要な教材はすぐ手が届く場所に

  • BGMを使うなら歌詞のない音楽を

一緒に整えることで、「勉強モード」に切り替えやすくなります。


5. 「勉強以外の会話」を大切にする

つい勉強のことばかり話していませんか?
たまにはこんな話題を。

  • 学校での出来事や友達の話

  • 好きな動画や趣味の話

  • 将来やりたいことについて

信頼関係ができると、子どもは親の話を聞くようになります。


やってはいけないNG対応

避けるべき声かけ例:

  • 「隣の〇〇ちゃんは頑張ってるのに」

  • 「どうせお前には無理でしょ」

  • 「勉強しないならスマホ取り上げるからね」

  • 「言っても聞かないし無駄だよ」

比較・否定・脅しは、逆効果です。


最後に:変化には「愛情」と「時間」が必要です

焦らなくて大丈夫です。
今日のアプローチが、すぐ結果に結びつくとは限りません。

でも、続けることで確実にお子さんは変わります。
大切なのは:

  • 信じて見守ること

  • 小さな成長を見逃さないこと

  • 根気強く寄り添うこと

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