伊丹校のブログ
2025/10/28
伊丹市の皆様、お元氣様です。
阪急伊丹駅北出口近く不動産センチュリー21さん手前伊丹駅前サンハイツビルの2階、ナビ個別指導学院伊丹校の関谷です。
いつも読んで頂いてありがとうございます。
今週もよろしくお願い致します。
本日10/28火曜日からは、七十二候「霎時施(霎時施こさめときどきふる)」です。
晩秋から初冬にかけて一時的に降ったり止んだりする小雨のことを時雨(しぐれ)って言います。
「霎時施」の「霎」は時雨のことを指してます。
秋の雨には「秋雨」がありますけど、秋雨はしとしとと降るのに対して、時雨はぱらぱらと降る雨ですぐに止むのが特徴です。
その時季ならではの美しい日本語に思いを馳せながら、空を見上げてみるのもたまにはいいですね(笑)
先週10/25(土)から11/23(日・祝)まで「秋の読書推進月間」として、全国各地で特別な取り組みがおこなわれるそうですけど、教室でも今三者面談させて頂いてて、小中高生問わず「ウチの子本読みませんねん」っていう親御様のお声をよく聞きます。
そう言えば先日の新聞にも読書をしない小中高生が半数を超えて約10年で1・5倍に増えたなんていう記事もありました。
自分なんかは考えたら子供の頃はゲームもDVDもスマホもなかったわけですから、テレビか読書くらいしか娯楽がなかったと思います。
そんな世代ですから、割と自分というか自分達世代は、今の小中高生さんより読書が好きだったかもしれません。
っていうか自分なんかは田舎育ちでしたんで、野球やサッカーしたり釣りでもする以外はそれしかなかったのかもですけどね(笑)
ですから今の子達は物心ついた時からゲームやスマホに囲まれて、自分はある意味羨ましいです。
娯楽が多いっていうのは豊かさの象徴だと思いますんでね。
ですので考えたら自分も小学生から大人になるまで大量の本を読んでることになります。
好きな本は何回も何回も読んでます。
ある種宝物みたいに大事にしたかもですね。
特に小中高で読みふけった本って、不思議なもので、大人になってから読んだ本より深く心に残ってます。
なんでですかね〜?
本読む度に自分の心のなかの世界が広がって、変な話自分の心の中に住人?が増えていくんですよね。
小学生の時に読んだ児童文学、中高生で大体読み始めた推理小説とかSFのキャラクターに加えて、文芸小説の登場人物も誰の許可も無しに住み着いていきました。
日本人はもちろん、イギリス人やらフランス人に混じって動物、火星人、妖精にモンスター.....。
時代も国もそれこそ種族も違う住人達がそれぞれのエリアに住んでるって感じでしたけど何の違和感もなかったです。
まぁ、果てしなく広く大体のものも受け入れましたしね(笑)
で、彼ら?は自分の友人になって、それから次弟に自分の一部?になっていったと思うんです。
だから、今現在の自分の価値観とか人格の基礎になるものってこの時期に形成されたと思います。
遠い異国やら異世界の住人らが揃って勝手に人の中に家賃も払わず住み着いて(笑)それぞれの物語を語ってくれたから、自分は心の中に色んな文化とか世界観を取り入れたのかもしれませんね。
考えたら神のいる世界もあれば、ライオンに統治されてる世界もあったり... 勿論、統治者自体いない世界も...。
要するに、何でもありです(笑)
自分の親や先生から学ぶ世界観よりもずっと自由で多彩な世界だったと今考えると思うんです。
ですから、生徒さん•保護者様と面談させて頂くなかで「ウチの子本読みませんねん」って、本当にしょっちゅう聞くんですけど、その時は自分が小中高生に読書を勧めるとしたら「多彩な価値観と世界観を自分のなかに取り込める」っていう素晴らしい体験を理由に挙げてます。
漢字が読めるようになるとか、文章が上手くなるとか、他にもメリットは色々あるとは思いますけど、なんって言っても読書が自分に与えてくれた1番の贈り物って、この「心の中の王国」だと思います。
学校とか部活とか家なんかで当時嫌なことがあれば、自分はその王国に時には避難する困った生徒でしたけど、でも避難する場所があって良かったと今思います。
でないとどこにも逃げ場がないですからね。
子供の頃のリアル世界って、お家と学校くらいの広さしかないと思うんです。
自分の中の世界を広げないことには、息も詰まってしまいますからね(笑)
時代は多少違ってますけど、読書はやっぱりそのためにあるんじゃないかなぁって自分は確信してます。
今、三者面談させて頂きながら、なんかそんなこと考えてしまう今日この頃です。
ホームページ見たんですけど~、チラシ入ってたんですけど〜、友だちから聞いたんですけど~等、たくさんのお問い合わせを頂いてます。
どんな塾か、どんな授業か、ぜひ体験してみてください☆
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