高陽校のブログ

記述問題のルール

2020/12/19

安佐北区の皆さん、こんにちは!!!

ナビ個別指導学院 高陽校です。


最近ますます寒くなりましたね。

コロナも拡大しておりますので、皆さんお体にはくれぐれもお気をつけください。


さて、生徒のみなさんの国語の授業をしていると、
読解の記述問題においてとても惜しい間違いが多いです。


「なぜですか」と聞かれているのに「~から、~ため」を書いていない

「どんなことですか」と聞かれているのに「~こと」を書いていない

答えの内容自体は合っているものの、この文末表現が合っていないことで、採点者からは問題の主旨を理解していないと判断されることがあります。


ということで、今回は「記述問題の答え方のルール」についてご説明します。


①理由・目的が問われている場合

理由を答える問題はどの教科でもよく出てきます。

「なぜ~ですか」「どうして~ですか」と問われている場合は、
答えの終わりに「~から」「~ため」とつけましょう。

日常生活でイメージしてみてください。
「どうして〇〇したの?」と聞かれたら、「△△だったから」みたいに答えるのが自然ですよね!


②内容を説明する場合


「どんなことですか」「どんな気持ちですか」「どのようなものですか」など、「どんな~ですか」と内容の説明が問われる問題です。

このタイプの問題は、答えの終わりを問題と対応させましょう。

つまり、

・「どんなことですか」→「~なこと」
・「どんな気持ちですか」→「~な気持ち」
・「どのようなものですか」→「~なもの」

といったように、問題で聞かれていることと答えの文の終わりを同じにします。


③文字数に制限がある場合


「〇字で答えなさい」「〇字程度で答えなさい」「〇字以内で答えなさい」など、解答の文字数に制限がある問題です。

それぞれにある程度、文字数の決まりがあります。

・〇字で答えなさい

この場合、その文字数ちょうどで答えます。

例えば「8字で答えなさい」と書かれている場合は、
8字ぴったりで答えないといけません。

書き抜いて答える問題によく出てきます。

・〇字程度で答えなさい

この場合は、決められた文字数の前後2割を目安に書きましょう。

例えば「40字程度で答えなさい」と書かれている場合は、
40の2割は8なので、8文字前後が目安になります。

よって、32~48字の範囲で答えを書きましょう。

もちろん、特に断りがなければ句読点も文字数に含まれます。

・〇字以内で答えなさい

これは、決められた文字数の9割以上(最低でも8割)で書きましょう。

例えば「20字以内で答えなさい」と書かれている場合は、
9割の18文字、最低でも8割の16文字で書いてください。

こちらも上と同様に、特に指示がなければ句読点も文字数に含みます。


ここまで文字数の決まりについて説明しましたが、
もし決められた文字数に足りなくても、部分点をもらえる可能性はあります。

ですから文字数にとらわれすぎず、にかく書いてみることが大事です!


正しい文末表現・決められた文字数、これらの決まりを頭に入れて、
記述問題に取り組んでいきましょう!

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