海田校のブログ

受験生にとっての睡眠の役割

2025/10/29

海田町の皆さんこんにちは!

ナビ個別指導学院 海田校です。

急に気温が下がり、受験が近づいてきた実感がわいてくる受験生も多い頃かと思います。

今回はそんな皆さんに向けてのメッセージです。

テスト前、夜遅くまで勉強していませんか?
でも、実はしっかり眠ることこそが、勉強の成果を上げるための大切なポイントなんです。

睡眠には、大きく分けて2つの役割があります。

• 脳や身体を回復させること

• 記憶を整理して、しっかり定着させること



① 脳と身体を回復させる

睡眠には、1日の疲れをリセットして、脳と身体を回復させる働きがあります。

寝不足が続くと、疲れが取れなかったり、集中力が落ちたりしますよね。
さらに、気持ちがイライラしたり、やる気が出にくくなったりすることもあります。

睡眠には「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」の2種類があり、
このうち深いノンレム睡眠のときに、脳と身体の回復が進むといわれています。

特に、眠り始めてすぐの"深い眠り"には、
日中のストレスやイヤな記憶を整理して、心を落ち着かせる効果もあります。
だから、しっかり眠ることでメンタルの安定にもつながるんです。

研究によると、6時間半〜7時間くらいの睡眠をとると、
脳や身体をしっかり回復させることができるそうです。



② 記憶を整理して定着させる

もう1つの大事な役割が、記憶の整理と定着です。

勉強して覚えたことを、脳の中で整理して「しっかり記憶に残す」作業は、
浅い眠りであるレム睡眠のときに行われます。

このレム睡眠は、夜の後半(朝方)に長く続く時間がやってきます。
でも、睡眠時間が短いと、その前に起きてしまい、
せっかく勉強した内容がうまく定着しないままになってしまうんです。

つまり、「睡眠時間を削って勉強する」ことは、かえって効率を下げてしまうということ。
「長く勉強したのに覚えられない...」というときは、
もしかすると"寝不足"が原因かもしれません。

まとめ

脳や身体を回復させて、記憶をしっかり定着させるためには、
6
時間半〜7時間のまとまった睡眠がとても大切です。

しっかり眠ることで、翌日の集中力が高まり、勉強の質がぐんと上がります。
受験勉強は、「どれだけ長く勉強したか」よりも、
「どれだけいい状態で勉強できるか」がポイントです。

頑張るためには、まずしっかり眠ること。
それが、一番の近道です。

「眠ることも勉強の一部」と思って、
毎日しっかり睡眠をとって、受験に向けてベストな自分をつくっていきましょう!

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