広島祇園校のブログ

受験生にとっての睡眠の役割

2025/10/28

受験生にとっての睡眠の役割は以下の2つです。

・脳や身体の回復

・記憶の整理と定着

【脳や身体の回復】

睡眠には、脳と身体の疲労を回復させる効果があります。

睡眠不足になると疲れがとれず、倦怠感が残ったり集中力が低下したり
といった経験はみなさんにもあるでしょう。
ほかにも、睡眠不足になるとメンタルが不安定になりやすいとも言われています。

睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠があります。

脳や身体の回復は、ノンレム睡眠時に行われており、とくに睡眠時の前半に訪れる深いノンレム睡眠時は、日中に起こった「いやな記憶」を消す働きがあります。そのため、しっかりと睡眠が取れているとメンタルの安定につながります。

図からもわかるように、睡眠時間を6時間半~7時間とると、ノンレム睡眠が4~5回訪れ、脳や身体が十分に回復できます。

【記憶の整理と定着】

睡眠には記憶を整理し定着させる効果があります。

記憶の整理と定着は、浅い眠りである「レム睡眠」時に行われます。
レム睡眠はノンレム睡眠と交互に訪れますが、睡眠の前半では数十秒間と非常に短いです。
後半の朝方に訪れるノンレム睡眠は30分近くも続きます。

つまり、睡眠時間が短いと長いレム睡眠が訪れないまま朝を迎えます。
記憶の定着はレム睡眠時に行われるので、記憶が定着しにくくなるわけです。

脳や身体の回復と記憶の定着には、6時間半~7時間のまとまった睡眠が大事になります。

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