松山北校のブログ
2025/03/09
皆さん、こんにちは!
学習塾 ナビ個別指導学院 松山北校です。
(場所は、JR伊予和気駅徒歩2分、伊予鉄バス和気駅前)
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愛媛県立高校入試が終わって1ヵ月が経ち、高校から渡された宿題に追われている人も多いかと思います。
塾としてもちろん、入試問題を生徒と同様に解いて分析しております。
今回は、県立入試分析 数学編です。
第1問:計算問題 例年通り
・計5問。(2)が2024年度と同様文字が含まれていない。
ポイント
★見直し必須。時間をおいて2回目を解き、失点しないようにする。
第2問:小問集合 例年通り
・作図は易化。
「2点から等しい距離」の作図→垂直二等分線は基本的な作図。
・文章題の連立方程式は非常に難化。
差をとって立式のため、立式が非常にしづらい。
・確率はさいころ2個のよくある問題だが、条件にあてはまるかどうかの確かめがやや複雑。
・その他の小問は計算自体は楽で、着想もそこまで難しくはない。
ポイント
★作図は問題数をこなし、いろいろなパターンにふれる。
★苦手な単元をつくらないように勉強をする。
第3問:資料の読み取り 難化
・4問。資料の読み取りが大問まるまるなのは、今年度が初めて。
2023年度では、1問が資料の読み取り、1問が1次関数の文章題であるので、少し傾向がちかい。
・箱ひげ図を読み取る力が問われる。
ポイント
★資料の読み取り問題に積極的に取り組む。
★「情報」の単元が重視されている昨今、資料の読み取りが大問として扱われる可能性は高い。
第4問:関数問題 やや易化
・ここ5年間は関数と図形の融合問題となっている。
・状況自体は非常に分かりやすく、最後の問題以外はかなり簡単なため点数はとりやすい。
・最後の問題は、面積の式をたてるのに苦労する。
ポイント
★関数の問題だけでなく、関数と図形の融合問題を数多くこなす。
★座標上から面積を求める演習も積極的にする。
第5問:図形問題 易化
・相似の証明問題。やや複雑な図形だが、二等辺三角形であることに気づけば簡単。
・空間がからむ問題だが、解いたことがあるタイプなので解ける人は多いと思われる。
ポイント
★証明問題は、証明の流れ、書き方をしっかり把握して失点なく回答できるようにしておく。
★図形問題は「着想を得られるかどうか」が勝負になるので、ここで点が取りたい人は難しい問題も数多くこなす。
【総論】
計算問題、小問集合は例年通り得点できやすい部分となっています。
ここでいかに得点できるか、がまずは大事です。
第3問は規則性の問題から、資料の読み取りの問題に変わりつつあります。
今の大学入試の流れから、高校入試でもこの傾向で今後も出題されると思われます。
高得点を狙う場合は、普段から入試レベルの難しい問題を解く→解説を読み込むを繰り返し、
自分のレベルを上げていくことを欠かしてはいけません。
数学において、「本番で解法を思いつく」かどうかは、
「普段の演習で本気で考えて解いている」かどうかです。
数学を解くとはすなわち考えることです。
練習では正解/不正解に固執するのではなく、考えること自体を大事にしましょう。
ナビ個別では、入試対策として「数学」も受講できます。
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