蒲郡校のブログ
2025/11/25
11月も最終週。気づけば12月も目前に迫ってきました。
期末テストも終わり、
この時期に受験生からよく聞く声がこちら
「解いても点数が伸びません...」
実は、過去問はただ解くだけでは意味がありません。
正しく使うことで得点力は確実に上がります。
今日は、その正しい過去問の使い方をお伝えします!
① 解くタイミングは「実戦形式」で
過去問を解くときは、次のルールを守りましょう。
・ 本番と同じ時間を測る
・ スマホや辞書・参考書は使わない
・ 本番と解く順番を変えない
理由はシンプル。
点数だけではなく、本番力(時間配分・集中力)
② 終わったらすぐ丸つけしない
多くの受験生がやりがちなNG行動
✕ 解き終わってすぐ丸つけ → 解説チェック → 満足して終了
これ、伸びません。
正しい順番はこちら⇩
時間内に解く
時間外で最後まで解き切る
丸つけ
間違えた問題を分析
解き直し
1週間後にもう一度同じ問題
特に 2番目の「時間外で解き切る」が超重要です。
解き切れなかった理由 = 実力不足の証拠
そこを放置すると点数は変わりません。
③ 間違えた問題は「種類別に分析」
点数より大事なのは、
どんな問題が解けなかったか。
分析は以下の4種類に分類
| 分類 | 原因 | 例 | 対策 |
|---|---|---|---|
| A:知識不足 | 覚えていない | 英単語・漢字・理科社会の語句 | 暗記時間の増加 |
| B:理解不足 | 仕組みがわかってない | 関数・証明・英文法 | 解説→授業→例題演習 |
| C:演習不足 | 慣れていない | 長文読解・作文・記述 | 類題演習を繰り返す |
| D:ケアレスミス | 注意不足 | 計算・記入漏れ | 見直し習慣 |
記録していくと、自分の弱点の傾向が見えてきます。
④ 解き直しは「1回では終わりじゃない」
解説を読んだだけで理解できた気になるのは危険です。
理想の手順
解説を読む
同じ問題を 答えを見ずに解き直す
翌日・1週間後にもう1回解く
「できるようになる」ではなく
「落とさないレベルまで定着」
これが受験生の目標です。
⑤ 点数の管理シートを作ろう
過去問は1回解いて終わりではありません。
最低でも以下のタイミングで3回解くのが理想です。
| タイミング | 目的 |
|---|---|
| 1回目 | 現状把握 |
| 2回目 | 弱点克服確認 |
| 3回目 | 得点安定化 |
記録する内容
得点
時間内に解けた問題数
間違えた理由
その後の改善結果
最後に
過去問はただ解くだけでは成績は伸びません。
大切なのは
解いたあと、どう改善するか。
今から始めれば、まだ間に合います。
「過去問やってみたけど伸びない...」
そんな人は、ぜひ相談してください。
一緒に合格点まで引き上げていきましょう!